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『夫婦の世界』よりヒットする予感!? Netflix新作『誰もいない森の奥で~』監督が明かした秘話

  • 2024.8.22

8月21日、Netflix新作シリーズ『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』の制作発表会が行われ、キム・ユンソク、ユン・ゲサン、コ・ミンシ、イ・ジョンウンら主演キャストと、モ・ワンイル監督が出席した。

同作は、ある穏やかな夏の日、謎めいた女性が貸別荘に宿泊する出来事をきっかけに、人生が大きく狂い始める貸別荘のオーナーとその周囲の人々の物語。

この日、「新人脚本家のソン・ホヨンさんが書かれた」と口を切ったモ・ワンイル監督は、「初めて台本を読んだときはとても変わった話で、はたしてドラマになるか疑問だった。でもずっと気になっていて、脚本家さんと話し合いを続け、魅力的に作れば視聴者も喜んでくれると思ってこのプロジェクトを進めた。大切な空間に招かれざる客がやってくることで、各人物たちが予想外の未来を迎える話だ。撮っていた僕も興味津々だった。そういう姿を共有したかった」と紹介した。

タイトルについては、「哲学的な意味は置いといて、美しく静かな森の中を歩くと気持ちが良い。閑静で美しい道は幸せな場所なのに、望まない人物が現れると平和な空間が恐怖に染まる。それを表現しようとした。うまく表現できたと思う」と説明している。

ユン・ゲサン、イ・ジョンウン、コ・ミンシ、キム・ユンシク
左からユン・ゲサン、イ・ジョンウン、コ・ミンシ、キム・ユンソク(写真提供=OSEN)

豪華なキャスティングについても語った。

「一人一人、緊張しながらお願いした。当然のことだが、幸せだった。他の監督たちも同じ気持ちだと思う。毎回、キャストが決まると幸せになる。そしてある日、ふと思った。僕とコ・ミンシさんだけ上手くやれば大丈夫だ、と。他の3人は経験豊富で、僕が好きな作品に出演してこられた。それに比べてミンシさんは新人だったし、僕も慣れないジャンルだったのでそう思っていた。ところが、撮影が始まって1カ月ほど過ぎた頃、ミンシさんが上手すぎて、『どうしたの?』と思うほどだった。そこからは僕だけが取り残された。とても苦しかった(笑)」

撮影を進めながら、『夫婦の世界』と似た感覚を感じたと告白したモ・ワンイル監督。

「撮影中、似たような感じになるだろうと予想することがあ流。『夫婦の世界』も、今回も、とあるシーンを一生懸命準備しても、ある瞬間から分からなくなることがある。そこに、俳優たちが僕の考えていたことを超える解釈をしてくれる。監督としてはすべてをコントロールしたいと思っているが、ある瞬間から、俳優たちは自身の役に夢中になって、その道を進んでいく。それは僕が見ても素晴らしい道で、説得力があった。そういう感じの、『夫婦の世界』とは全く違う内容だが、似たような感覚を受けた」

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』
(画像=Netflix)

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』で期待する成果については、「個人的に欲深い性格なので、『夫婦の世界』よりヒットしてほしい」と率直に話した。

「ただ、(ヒットする)方法がない。テレビ放送されるわけでもなく、2日連続で放送することもできない。だから、視聴者の方々がある日、夜通しでこの作品を見て、明け方にエンディングまで身終えてから、自分の人生を愛するようになるのではないかと考えた。僕はスペシャルな経験をもっとしてみたい。本気でヒットしてほしい(笑)」

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は、8月23日よりNetflixで独占配信開始。

(記事提供=OSEN)

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