分厚いトーストが名物の小さな 純喫茶「珈琲 王城」【東京レトロ喫茶モーニング】

昭和時代のノスタルジックな空気が漂うレトロ喫茶やカフェ。令和のいま、そんなレトロ喫茶が若者を中心に注目を浴びています。喫茶店なのでスイーツや洋食などのさまざまなメニューがありますが、TABIZINEでは朝活にもぴったりのモーニングに着目。今回は、上野にある「珈琲 王城」のおすすめモーニングを紹介します。

人気アイドルも認める純喫茶「珈琲 王城」

「珈琲 王城」は、上野駅から徒歩5分程度の場所にある。アメ横の小さな喫茶店。煉瓦造りの重厚な外観がポイントです。筆者は開店5分前にお店の前に到着しましたが、すでに先客がひとり。その方は本を読みながら開店を待っていました。

「珈琲 王城」と書かれた看板がいい味出してますね。その後、お客さんが続々とやってきて、開店時間には5人ほどが並んでいました。若い人の姿も多かったのですが、「珈琲 王城」は乃木坂46の「おひとり様天国」の公認店に選ばれたそうですよ。

小さいながらも昭和の空気満載の店内

店内に入ると、テーブルとソファーがずらっと並んだ空間が広がります。こぢんまりとした空間ですが、席間も圧迫を感じない空き具合で、不思議と広く感じる上手な空間使いです。

席は全てソファなのもいい感じ。花柄のベロア生地が張ってあり、とても上品な雰囲気を醸し出しています。ふわふわで座り心地が良くて、長居してしまいそう。

お店の中央には、シャンデリアももちろんありました。シャンデリア自体はシックな作りで、天井の豪華さとのコントラストが目を引きました。

「珈琲 王城」のモーニングのポイント

厚さ7cmくらいはありそうな分厚いトーストに注目！

ベロア張りのソファが居心地が良すぎる

胃袋に余裕があれば看板メニューのパフェも

厚さ約7cmもある厚切りトースト！

「珈琲 王城」と言えば、上底なしの大きなチョコレートパフェ（税込1,500円）が有名。かなり心惹かれたのですが、今回はモーニングの連載ということなので、初志貫徹してモーニングを注文します。

モーニングは8時から11時まで提供していて、メニューは「トースト（普通焼）セット」（税込700円）、「トースト（厚焼）セット」（税込750円）、「ハムサンドセット」（税込900円）の3種類。セットにはボイルドエッグ（ゆでたまご）と、コーヒー、紅茶、ミルクから選べるドリンクがついていますよ。

筆者は「トースト（厚焼）セット」にアイスコーヒーをチョイス。外が暑かったので先に届いたアイスコーヒーを飲みながらトーストの到着を待ちます。

アイスコーヒーを飲みながら、「トーストに普通焼と厚焼があるなんて面白いな〜」と思っていたのですが、テーブルに届いたトーストを見てびっくり！ めちゃくちゃ分厚い！

あまりの厚さにスマホのアプリを使って測ってみたのですが、約7cmくらいはありました。なかなかこの厚さのトーストにはお目にかかれません。

トーストにはバターもジャムも添えられていなかったので、そのまま食べてみると、上部にたっぷりとバターが塗られていました。外側はさっくり、中はホワホワ！

ふわふわの食パンにジュワッとバターが染み込んだトーストを食べていると、日本人でよかったな〜としみじみと感じてしまいますよね。

最後はボイルドエッグの殻をしっかりむいて、塩だけでいただきます。とてもシンプルなのですが、その分、トーストのおいしさをじっくり味わえるモーニングセットでした。

お腹に余裕があったらチョコレートパフェも！

昨今のレトロ喫茶ブームもあり、チョコレートパフェを求めて多くのお客さんが訪れるという「珈琲 王城」。週末はお店の前に長い行列ができるということなので、時間に余裕を持って行くのをおすすめします。モーニングを楽しんだ後、胃袋の余裕があったら名物のチョコレートパフェも注文してみてくださいね！

珈琲 王城

東京都台東区上野6-8-15

営業時間：8:00〜19:00

定休日：なし

 

[All Photos By Kaori Simon]
 

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