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奥さん、家内、女房…妻の呼び方はさまざま。それぞれのルーツは?

  • 2024.8.22
妻の呼び方のルーツとは? (C)Ushico/PIXTA(ピクスタ)
妻の呼び方のルーツとは? (C)Ushico/PIXTA(ピクスタ)

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!

そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。

奥さん、家内、女房……妻の呼び方のルーツとは?

妻(女性の配偶者)の呼び方は、「奥さん」「家内」「女房」など、じつにさまざま。最近では「うちの嫁が」などと言う人もいるが、「嫁」はそもそも「息子の妻」という意味の言葉だ。

「奥さん」は、武家などの広い屋敷で入口から少し奥まったところを「奥」と称し、人前に出ることの少ない武家階級などの配偶者を「奥方」「奥様」と呼んだことに由来する言葉で、本来は相手(他人)の妻のことである。

「家内」は本来、家の中を指す言葉で、家にいることが多い配偶者を表す言葉に転じた。

「女房」の「房」には部屋という意味があり、もともとは平安時代に宮中や貴族に仕える役職名。そうした身分が高くて教養を身につけている女性を、女房と呼ぶようになったという。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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