大人から子どもまで絵本の世界を楽しむ芸術祭。自然に恵まれた城下町、京都・久美浜で「久美浜のゆめ」が開催

久美浜芸術祭は「文化でまちづくり、人づくり」を目的とし、京都府京丹後市久美浜町の地域住民が中心に行われる。久美浜は、自然環境と美しい街並み景観に恵まれ、城下町として歴史文化の息づく場所だ。

芸術祭の記念すべき第1回は「久美浜のゆめ」と題し、10月19日（土）〜20日（日）の2日間に渡り開催。久美浜出身の津田櫓冬が描いた絵本『おばあさんのゆめ』（作・絵/津田櫓冬 文研出版）をテーマに実施される。

津田櫓冬の絵本『おばあさんのゆめ』にも描かれた、200年前のままの面影を残す東稲葉邸の酒蔵などで、子どもも大人も一緒に楽しめる絵本の読み聞かせ。ギャラリーショップやワークショップ、絵本体験イベントなどが催される。19日には久美浜・安養寺の本堂でパスカルズを招いて絵本の世界を音楽で楽しむライブを行うなど、アート、音楽を組み合わせたさまざまなプログラムを用意している。

なお、10月7日（月）〜29日（火）までは、豪商稲葉本家蔵ギャラリーにて、津田櫓冬が手がけた絵本を集めた絵本展も行われるそうだ。

第1回久美浜芸術祭「久美浜のゆめ」

開催日時／10月19日（土）・20日（日）

開催場所／京都府京丹後市久美浜町

https://www.instagram.com/kumihama.yume/

Text: Aya Hasegawa