1. トップ
  2. スキンケア
  3. 【夏の熱疲労対策】脱くすみ!冷やしケア

【夏の熱疲労対策】脱くすみ!冷やしケア

  • 2024.8.22

全員必修! 枯れ肌を救う【熱疲労ケア】

いま冷まさないと秋にはくすみとむくみを引き起こす!

猛暑が続いた夏の終わり、疲れてヘバってしまうのは体だけにあらず。実は肌も、熱によってダメージを受けていた! 放置すれば秋にはさまざまな肌悩みが勃発しかねないので、早めに“冷まし”ケアを開始して!

美容家

瀬戸口めぐみさん

化粧品ブランドで28年間ディレクターを務めながら、エステティシャンとしても活躍。国内外のセレブを顧客に持つゴッドハンド。

いつものケアじゃ防ぎきれない! 「熱疲労」に要注意

猛暑による熱ダメージが続くと…… イラスト
瀬戸口さん

強烈な紫外線や猛暑、寝苦しさによる睡眠不足が続く夏。熱は頭部に溜まりやすいので、体だけでなく脳も疲れ果ててしまうんです。これが熱疲労の正体。パソコンを連続使用すると熱くなり、処理能力が落ちるようなものですね。紫外線は防げても熱をシャットアウトするのは難しいので、対応策が必要


10月、11月にたるみ・むくみ・くすみが発生する!

疲れるのは体や脳だけなのかと思いきや、その負担は肌にも出てくるのだそう。

瀬戸口さん

頭部、つまり顔に熱がこもっている状態が長く続くと、肌も当然、乾いてしまいます。だらだら汗をかいていればわかりやすいですが、ほてりによる不感性発汗だと自覚なく乾燥が進み、真皮のハリや弾力にも悪影響が。これが続けば、秋の初めには水分不足によるくすみやたるみ、水分がうまくめぐらないことによるむくみなど、さまざまな肌トラブルが顕在化してきます


【熱疲労】レスキューテク「その日の熱はその日のうちに冷ます」が鉄則

“頭寒足熱”を意識して、まずは頭部の熱を冷ます!

瀬戸口さん

冷房のきいた室内に長くいると、冷えるのは手足だけで頭部には熱がこもってしまいがちです。あとはパソコンやスマホの見過ぎによる眼精疲労も、目元の微弱炎症を引き起こして熱がこもる原因に。夜はもちろん、日中も頭部の熱をこまめにとるようにしましょう


夏だけは毎日続けよう【冷やしケア】

夏だけは毎日続けよう冷やしケア

◆手で熱をCHECK!

手で熱をCHECK!

額は手の甲で、目元は裏ピースで肌のほてり具合をチェック。手よりも肌の温度が高いと感じるなら、早急に熱を冷ますべき。

【1】朝晩のスキンケアに投入! 精製水パッティング&ローションパック

コットンの持ち方、使い方/「指はコットンに触れない」「下からパタパタ風を送る」
下から上にパッティング
瀬戸口さん

フェイスラインやあご下は、コットンが指に触れないように持ち、少したるませた状態で下から上にパッティング。圧をかけず、空気を送るようなイメージ。頬は普通の持ち方で、潤すことを目的にパタパタ


◆特に熱くなりやすいゾーンを覆うようにパック

熱くなりやすいゾーンを覆うようにパック
瀬戸口さん

パッティングに使ったコットンにローションを足し、2枚に剝がして両頬、額、鼻の上にのせていきます。額と鼻は熱が特にこもりやすいので、しっかり覆うことが大事。冷ましつつ水分補給もできて一石二鳥ですよ


冷蔵庫で冷え冷えにしておくこと!

精製水
精製水

〈第3類医薬品〉 500ml ¥198(編集部調べ)/健栄製薬

6cm×8cmの大判でコットンパックに最適

タキレーヌ エステティック用コットン
タキレーヌ エステティック用コットン

500枚入り ¥2310(編集部調べ)/滝川

瀬戸口さん

冷蔵庫で冷やしておいた精製水をコットン2枚にたっぷり含ませ、風を送るようにパッティング。首やあごの下の動脈も忘れずに冷やしていきます。それから同じコットンにローションを足して、額や頬に貼って水分をたっぷり補給


【2】熱がたまりやすい目から上を冷やす

冷たさが約10時間続く弱酸性のシート

アイスノン 冷却シート
アイスノン 冷却シート

レギュラーサイズ 30枚入り オープン価格/白元アース

ピタッとフィットしてクールダウン

アイスビーニー 2.0
アイスビーニー 2.0

¥6980/プレジー

瀬戸口さん

デジタルデバイスを見る時間が長くなればなるほど、眼精疲労や脳疲労によって目から上に熱がたまりやすくなります。オーバーヒート状態の頭部を冷やすため、シートやクールキャップなどを上手に取り入れてみてください


【3】日中のケアにも! 目薬で目ごとクールダウン

目の疲れに! 炎症を鎮め充血も抑える

Vロートプレミアム
Vロートプレミアム

〈第2類医薬品〉 15ml ¥1650/ロート製薬

瀬戸口さん

潤いを補給するだけでも、熱を冷ますことはできます。クールタイプにこだわる必要はないけれど、眼精疲労にアプローチしてくれるような目薬なら効率がいいですよね。疲労回復したいとき、熱を感じたときに点眼を


撮影/市谷明美(人物)、高橋一輝(静物) イラスト/ちばあやか モデル/八木夏穂(VOCEアンバサダー) 取材・文/穴沢玲子 構成/渡辺瑛美子

元記事で読む
の記事をもっとみる