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鬼姑が【嫁の切符をビリッ!】「旅行は諦めるしかないわね♡」→ 妨害された嫁が向かった先は?

  • 2024.8.22

姑の中には、嫁の実母にライバル意識を抱く人もいるようです。嫁が実母と親しくすると、嫉妬して妨害行為をするケースもあるのだとか。今回は、筆者の知人から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 鬼姑が【嫁の切符をビリッ!】「旅行は諦めるしかないわね♡」→ 妨害された嫁が向かった先は?

実母との旅行計画

嫁のA子は、姑のB美と同居中。
嫁姑の仲はあまり良くなく、A子が実家と連絡をとることにいい顔をしていませんでした。

そんな中、A子は実母との旅行を計画しました。
実母の体調が良くなく、A子は「今を逃したら、もう一緒に旅行なんてできないかもしれない」と考えたのです。
結婚後は離れた場所に住むことになり、また姑のB美が実家に帰省することに不快感を示していたため、母娘で過ごす時間はごくわずか。
A子は夫に了承を得た上で、いい思い出が作れるようにと母と娘の最後の旅行を計画したのです。

姑が妨害してきた!?

旅行のパンフレットを熱心に読んでいるA子に、姑のB美は苦々しい表情です。
実母の体調悪化を伝えているのに「旅行に行くお金があるなら、もっといい食事を出せ」と難癖をつけたり、旅行のパンフレットを勝手に捨てたりと嫌がらせをしてきます。

A子は夫に相談しましたが、頼りになりません。「母さんは嫉妬してるんだよ。旅行が終わればおさまるから」と我慢を強いてくるのです。
A子は腹が立ちましたが、実母のことを想い、B美の妨害を受けながらもなんとか旅行を計画して予約を済ませました。

旅行当日に行われた妨害行為

ついにやってきた、旅行当日。
「それじゃお義母さん、行ってきます」とB美に挨拶し、出発しようとしました。

ところがそのとき、B美は隙を突いてA子から新幹線の切符を奪い取り、びりっと破ったのです。
そして「これで旅行に行けないわね」と、A子に向かって真っ二つになった新幹線の切符を投げつけました。

「やってやった」とばかりにふんぞり返るB美に、A子は呆然。
A子は無言で破れた切符を拾い、静かに出かけていきました。

旅行はどうなった?

B美は「切符は使えないし、旅行には行けないA子はすぐに帰ってくる」とほくそ笑みましたが、A子はいつまで経っても帰ってきませんでした。
実は切符は破れても、読み取りができる場合は使用が可能で、A子はそのまま旅行に出かけたのです。

A子は旅行中にB美の妨害行為を夫に電話で伝えました。
そして「我慢の限界。あんな人と一緒に暮らすのは無理。離婚か別居か、どっちか選んで」と、離婚する意思があることを告げたのです。

電話越しに静かに怒るA子の様子に本気を悟った夫は、A子に謝罪してすぐに別居を選択。新居が決まるまでA子は実家に身を寄せて、帰ってきませんでした。

B美は謝罪をしたけれど、A子はガン無視して別居を決行。
母と娘の仲に嫉妬したのかもしれませんが、やっていいことと悪いことがありますよね。最後の親子旅行を妨害した代償は大きくついたのです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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