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反省し復縁を迫る元彼。感謝とともに伝えた「もう会いたくない」|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.22

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。金髪を黒髪に染め、再びサオリの前に現れた元彼・ユウキ。過去の言動を反省し、謝罪に訪れたユウキは、今では休まず仕事に行っているようです。残りの手術費用を手渡し、復縁を迫るユウキに「楽しかった」と伝えるサオリですが…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第57話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

自分なりに反省し、今できる限りの誠意を見せたユウキ。しかし、一度離れてしまったサオリの心は、二度と戻ってくることはありませんでした。

自力で過ちに気づいて悔い改め、遅くはなったものの、責任を果たそうとするのは素晴らしいことです。しかし、一番つらいときに支えてくれなかったことや、サオリが受けたひどい言動が、なかったことにはなりませんよね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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