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ジョニー・デップ監督最新作、サン・セバスティアン国際映画祭でお披露目

  • 2024.8.21
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ジョニー・デップがメガホンを取り、リッカルド・スカマルチョが主演する新作映画『Modi — Three Days on the Wings of Madness(原題)』が、9月にスペインで開催されるサン・セバスティアン国際映画祭の非コンペティション部門に出品される。本作は、1997年に『ブレイブ』で長編映画監督デビューを果たしたジョニーにとって2本目、また元妻アンバー・ハードとの泥沼訴訟後初の監督作品となる。裁判後、カンヌ国際映画祭でお披露目されたマイウェン監督の『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』(2023)で映画祭復帰を果たしたジョニーは、本作を三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭でお披露目するとの見方もあったが、実現しなかったようだ。

イタリアの画家、アメデオ・モディリアーニを主人公にした本作は、アートと愛、拒絶の物語となっているという。第一次大戦で混乱の最中にあるパリを舞台に、バーや街中で繰り広げられるカオスな72時間が描かれる。スカマルチョのほか、スティーヴン・グレアム、アル・パチーノ、アントニア・デスプラらが出演している。

ジョニーは今年はじめ、撮影中の写真とともに声明を発表し、本作の制作は「信じがたいほど充実感があり、変革的な体験だった」として、こう綴っていた。「キャストやスタッフ、プロデューサー全員のゆるぎない献身と創造性に心からの感謝を伝えたい。本作の制作を依頼してくれたアル……パチーノのオファーを断ることなどありえない。本作に惜しみない才能を注ぎ込み、献身してくれたことに謹んで感謝します。『Modi』はインディペンデント映画のコラボレーションスピリッツを体現した作品です。この他に類を見ない感動的な物語を世界にお披露目することを心から嬉しく思います」

Text: Tae Terai

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