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【セブ島に穴場あり!】日本人に知られていない秘境・バンタヤン島とは?

  • 2024.8.22

日本から安価で語学留学に行けると人気のセブ島。セブ島は、中心地であるセブ島と、空港やリゾートホテルが連なる・マクタン島があるものの、周辺には離島が存在し、167の島々で構成されているそうです。その中でも日本人にあまり知られていないけれど、フォトジェニックすぎる素敵な島があるのです。その名はバンタヤン島。人が多くなく、のんびりと過ごしたい方にはたまらないはず!

バンタヤン島ってどこ?

バンタヤン島は、セブ島の北東部に位置する小さな島。セブシティからバスとフェリーで約5〜6時間かかる位置にあります。他の島に比べると開発が進んでおらず、美しい自然があるのが特徴。小さな島といえど、大きく3つに分けられ、北部のマドリデホス、南東部のバンタヤン、南西部のサンタフェとがあります。セブ島からのフェリーが到着する港はサンタフェにあるので、サンタフェを起点に旅行プランを考えるとよいでしょう。

”第2のボラカイ島”とも言われる魅力をご紹介します。

バンタヤン島でできること

美しすぎるビーチ

バンタヤン島にはホワイトサンドビーチと呼ばれる真っ白な砂浜が広がるところがたくさん! なかでも、Sugar Beach(シュガー・ビーチ)は砂糖のように真っ白な砂浜。砂糖と呼ばれる所以がわかるほど美しすぎました!

背が高くのびるヤシの木と海のコンテラストは”THE 楽園”という景色です。浅瀬なビーチゆえにシュノーケルするには飽きてしまいますが、一方で、浅い砂地ゆえに美しいコバルトブルーの海が広がっています。ずっと見ていられる景色です。人気は、シュガー・ビーチから見るサンセット。目の前は海しかないので夕焼けを独占できます。

ビーチは、サンタフェ地区に位置しており、ホテルやお店も並んでいるので、日が暮れたあとのアクセスや安全面でもおすすめ。私はあまりにも恋しくて、島を離れる前までに、ドライバーさんに「10分下さい」と待っていただき、最後の見納めとして景色を眺めるほどお気に入りでした。

Sugar Beach

所在地 5R23+F2H, C. Batiancila Street, Bayan ng Santa Fe, 6047 Lalawigan ng Cebu, フィリピン

美しすぎる教会

バンタヤン島に美しすぎる教会があると聞き、バイクをチャーターして行ってきました。それは、ピーター&ポール教会(Saint Peter and Paul Church)。バンタヤン地区に位置しており、サンタフェ地区と比べて、ローカル感があります。サンタフェ地区からはバイクで20分ほど。一見、普通の教会なのですが、中に入ると驚き! 圧巻すぎる天井画が!

造られたのは、1863年。海賊からの攻撃を守るために石造りで建てられたと言われています。しかし、内装は2019年に造られたので比較的新しく、ステンドグラスや、天井画などが美しさがあふれています。特に主祭壇はイタリアのシチリア産の大理石をふんだんに使用しているそうです。細かなデザインをゆっくり見たいですよね!

実はバンタヤン島は、フィリピンで初めてキリスト教の教会が作られた島で、このピーター&ポール教会は、島民のみなさんに愛される存在です。

St. Peter the Apostle Parish - Bantayan

所在地 5P89+MQJ, Pres. M. L. Quezon St., Bayan ng Bantayan, 6052 Lalawigan ng Cebu, フィリピン

セブで唯一のスカイダイビング!

バンタヤン島でやりたかったことは、スカイダイビング! セブ島の綺麗な自然と海を見ながら、地上3,000mから落ちる体験はセブ島でしかできない体験! 20分のフライトと、30〜40秒の落下、7分ほどのパラシュートを楽しめます。

英語だけで不安でしたが、安全や自分でやらないといけないことをジェスチャー込みで細かく説明してもらい、インストラクターも一緒にいるので不安はありません。実際に飛行機の外から出た時はひんやりとしていて、「涼しい!」のあとは落下する勢いにアドレナリンが大放出。パラシュートを出した後は「自分で操縦する?」と言われて運転してみたり、楽しい経験になること間違いなしです。

料金は、パイロットが持つカメラ撮影は24,500ペソ(約63,373円)、もう1人撮影するカメラマンがいる場合は、35,000ペソ(90,533円)ほど。記念になるので、私は後者を選択。事前に予約しておくと確実に参加できるので安心です。

Skydive Cebu Adventures

所在地 Bantayan Island Airport, National Road, Santa Fe, 6047 Cebu, フィリピン

営業時間:9:00 ~ 16:00

可愛すぎるバンタヤン島のホテル

バンタヤン島への宿泊は、サンタフェ地区を選ぶとアクセスは楽。そんな中でも可愛いホテル「Jelly’s Haven Resort」をご紹介します。

こちらのホテルは外のレイアウトがとても可愛く、ホテルの前にはプライベートビーチがあるので、海で泳ぎを楽しんでから部屋のシャワーを浴びることができます。個人的なお気に入りは、ポルトガルみたいなカラフルな傘が連なっていること。フォトスポットとして人気です。ビーチの周りにも可愛いデザインのオブジェがたくさんありますよ。

セブ島のホテルを選ぶ上で重要なのが、エアコンの有無。こちらのホテルは部屋は簡素ですが、しっかりとしたエアコンが付いているのでご安心を。

Jelly's Haven Resort

所在地 5Q2W+PJ7, C. Batiancila Street, Bayan ng Santa Fe, Lalawigan ng Cebu, フィリピン

チェックイン時間: 15:00

チェックアウト時間: 12:00

天国のようなバンタヤン島へのアクセス

セブ島からバンタヤン島まで個人で移動する場合、バスあるいはタクシーを使ってバンタヤン島までのフェリーの拠点となる「ハグナヤ港」まで行きます。セブ島から行く場合、バスターミナルの「Hagnaya」あるいは「Bantayan Island」が目的地となっているバスに乗りましょう。

私は空港からタクシーと交渉し、7,000円ほどで港まで向かいました。ハグナヤ港に着いたら、窓口でフェリーのチケットを購入します。乗船料は片道180フィリピン・ペソ(約465円)と10フィリピン・ペソ(約25円)の使用料が必要です。到着したらタクシーはないのでトライシクルやバイクに交渉して荷物と一緒にホテルに向かいます。相場は10~40フィリピン・ペソ(約25~100円)です。

まだまだセブ島の中で知られていないバンタヤン島。人気になる前に訪れてみては!?

©︎Keiko Morota

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