子ども会の役員を決めるために集まった新庄さん。誰も会長をやりたがりませんでしたが、あみだくじの結果、松子さんが会長、新庄さんが会計係を務めることになりました。そして……、新庄さんが仕事で役員会に出られなかった日に今年度からの新イベント「矢場井フェス」を開催すると決めた松子さん。うまく進めば問題ないですが、会計係の新庄さんは「赤字になったらどうするの!?」と不安を吐き出します。しかし、松子さんは「今更言われてももう決めたの!」と聞く耳を持ちません。
総会当日、年間行事発表することになったのですが……。
総会での保護者の反応は…?
総会当日。少子化の影響もあり、子ども会の会員は以前に比べて減っていました。
年間行事表を配ったところ……、あまりの行事の多さに会場は騒然。
新しく入った1年生のママは「PTAも仕事もあるのに、子ども会の行事がこんなにあるなんて想像と違う!」と逃げるように入会を辞退したのです。
すると5年生のママも便乗し、子ども会から抜けることに!
会員が更に少なくなりましたが、松子さんは焦るどころか、辞退をすんなりと受け入れたのです。
「会員が減った方が、お神輿のご祝儀の取り分が増えるね!」とのんきなことを言う松子さん。
辞退しても余裕な表情だった理由は、ご祝儀が貰えるから。そのことに気づいた新庄さんは、驚きを隠せないでいました。
共働きも多い今、行事が多くなると大変ですよね。役員の人はそのあたりも考えて運営してほしいですが、ご祝儀の取り分が多くなるという松子さんの考えにビックリですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 新庄アキラ
ベビーカレンダー編集部