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思い出に浸り片付けられない隣人にイライラ…|ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.8.21

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。トラブルばかり起こす隣人・灰田さんには壮絶な過去があったことを知り、同情の気持ちが出てきた佐藤さん。しかし、片付けを決断できず過去にすがる様子に思わずイライラしてしまいます。さらに、このマンションで灰田さんが起こしてきたいくつものトラブルのことを思い出し、ある結論に至ります。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第42話をどうぞごらんください

思い出の品たちを捨てることはできないと力説する灰田さんでしたが、かといって部屋に入れることもできない様子。灰田さんの壮絶な過去に同情していた佐藤さんでしたが、灰田さんがうじうじと悩む様子を見てイライラを隠せないようです。さらに、一旦冷静になって考えてみると灰田さんのしてきたことや今していることはまともではなく、やばい人だということを改めて実感したようですね。

灰田さんの過去のできごとは確かに大変だったと思いますし、その時に支えてくれた物や人の思いを大事にしたいという気持ちは理解ができます。しかし、だからといって自分のルールを他人に押し付けたり、迷惑をかけてもいいわけではないですよね。マンションに住む以上、みんなが気持ちよく暮らせるように配慮はするべきですが、灰田さんにはそういった気持ちが欠けているように思えます。過去は過去として、灰田さんにはこれから先のことをしっかりと考えてほしいですよね。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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