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【京都】ファン多数、日本酒も揃う隠れ家イタリアン「HANAMITSU」

  • 2024.8.21

上京区 今出川のイタリア料理店「HANAMITSU」で、ディナーなり。

今出川の隠れ家イタリアン

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久々にHANAMITSUさんに行こうということに。3日ほど前に電話し、土曜日のディナー予約を確保。なんだか久々だなあ!と思ったら前回は、2年前のランチでした。地下鉄今出川駅の2番出口から徒歩5分ほど。

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で、カウンターの一番奥に陣取り、さあ何を食べようかと言うことに。季節の食材が頻繁に入れ替わるので何が食べられるかは当日のお楽しみ。

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メニュー看板裏側。我が家的にはHANAMITSUさんではパスタは無理してでも2皿食べたい!ので、悩むわけで。今日は軽めの前菜2種、パスタ2種、軽めのメイン1種ということでお願いする。

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まずはグラススプマンテ¥1000からスタート。 とりあえず、駅からの5分で超暑いので、こういう冷え冷え泡が体に染みわたりますな。いやー、かなりしっかりとコクのある美味しい泡でした。

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突き出しは冷たいジャガイモのスープ。ダシに秘密があるようで、ジャガイモの旨味以上のコクがあり、塩の乗せ具合もしっかり目。シェフに「これは夏にぴったりですね!」とお声掛けすると、お知り合いのフレンチシェフから教えてもらったレシピのようです。ま、イタリアンなので「ビシソワーズ」とは言わないだ(汗)。

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お次、初挑戦の冷菜で「島根岩見産ポークのプロシュートコット キウイのモスタルダ」¥1800なり。自家製のハムですが非常にしっとりとした柔らかい食感かつ、塩分はぐっと控えめ。添えてあるキウイは北イタリアで食べられるマスタード風味のコンフィチュール「モスタルダ」。ハムに粒マスタードと甘くてピリッと刺激があるジャムを添えると超!旨いですな。ビックリ。
(うわー、これはパンが欲しいと思ったのですが、パスタを2皿貰うので様子を見よ!と相方に制止される・・・滝汗)

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奥様の趣味で日本酒も置いておられるのですが、まずはワインから頂こうと・・・

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左の伊フリウリの白は「Borgo dei Vassalli Sauvignon-Blanc」で、ソーヴィニオンブラン100%でした。相方はシチリアのオレンジワインから、「Cantina Orsogna Brigata Verde Rame Zibibbo Orange」を。最後だったのでおまけして頂きました。ニッコリ!

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お次は温かい前菜。「丹後間人産白イカのイタリアンフライ」¥1400なり。薄ーい衣で非常に軽やかな揚げ上がり。小ぶりなイカですが、見事な酒のアテですなあ。いやー、これまた旨し。で!

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お料理一品ごとにお酒を注文してしまう、危険なモードに突入。私は日本酒をチョイス。 新潟は青木酒造謹製「鶴齢 特別純米 越淡麗 生原酒」、いやー、イカにイイ感じで合いました。右手は猫ちゃんマークが印象的な、伊シチリアの白「Funaro Gatto Bianco」なり。これもジビッポ主体のビオで、こういう魚介系との相性ピッタリ。

で、楽しみにしていたパスタ2種に続きます。まずは冷製のこちらを。

パスタはマストオーダー

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こちらでは夏の定番、「鮎とおくらの冷製フェデリーニ」¥2000なり。焼き鮎をほぐし、オクラとプチトマトで和えてあるのですが、味の乗せ方が丁度良い感じで、つるつる細麺に見事に合うわけで。

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ポイントは、ワタの部分を混ざったほの苦い鮎の身とトマトの酸味のハーモニー。オクラの緩いとろみがソースをパスタと一体化することに成功しているのだ。いやー、今回初挑戦だったのですが、こりゃ美味しいです。

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次のパスタには絶対に日本酒が合うはず!と、こちらを追加。福島は大七酒造謹製「大七 生酛 純米」なり。奥様に「イタリアンなど洋食に合わせる日本酒をチョイスするポイントってなんですかねえ?」と質問すると、やっぱり酸があることがポイントですかね?とのこと。こちらも程よい酸と滑らかさ、それなりにボディもあって、次のパスタと素敵に合いました。

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で、そのパスタ2皿目。「イカ墨のパスタ」¥2000なり。リゾットも出来るのですが、我々的にはHANAMITSUではパスタでしょ!なのだ。イカの墨袋が破れていない生イカ(現在はアオリイカ)を仕入れ、イカ墨を取り出すところから丁寧にやっておられるので、超旨し!ですな。ガーリックしっかりでめちゃパンチのあるお味。
昨年はイカが超不作でお値段も高くて大変だったようなのですが、今年は潤沢にあるようで食べられて良かったです。

で、毎回ここに来るたびにシェフに「京都市内のパスタがどんどん弱腰になってきて、こちらのしっかりアルデンテを食べに来るのが楽しみなのですよ!」と白状しているのです。

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メインは軽やか目なのを!チョイスした「美山鹿ソテー バルサミコソース」¥2600なり。脂分極少なのでさっぱりと頂け、意外に癖もないので食べやすい一品。添えてあるポレンタやジャガイモのグラタンまで抜け目なく旨し~。

で、もう一本日本酒があり、これはチーズにもデザートに合いますよ~と教えて頂き、今回は甘いもので締めようということに。

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京丹後は木下酒造謹製「玉川 タイムマシン・ビンテージ2018年 貴醸酒」なり。 実は同じものが自宅に在庫があるのですが、もったいなくて開ける勇気がなく(滝汗)、ようやく味見を。しっとりとした甘口ですが、カラメルのような香ばしくてまろやかなで上等なシェリーにも負けないウマさでした。(意外にお値段お手頃なのですが・・・また買いに行こう・・・) とはいえ、お料理に合わせるよりは、〆のデザートやチーズに合わせるべきと言う感想。

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で、ワタシは「パンナコッタ 桃のソース」¥800を・・・・

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相方は「リコッタチーズとヘーゼルナッツのケーキ」¥700で大大大大満足。タイムマシーンは、こちらのケーキにめちゃ合う!と言う発見あり。最後まで大充実ディナーになりました。

いやはや久々に来たので、しっかり食べたのですが、以上で〆て、泡グラス2、白グラス2、オレンジグラス1、日本酒グラス3と予想通りお酒もしっかり呑みまして、¥20000ほどという大大大納得価格でした。
知り合いでもこちらのファンが多いのですが、予約営業のみなので機会がなく来れていない友人が結構多いお店でもあります。4人ぐらいでこじんまり来ようと画策中。御馳走様でした、また来ることにします~。

店舗情報

店名:HANAMITSU
住所:京都市上京区下立売通智恵光院西入下丸屋町514
営業時間:11:30~14:00 /17:30~22:00(L.O.21:30) ※予約制
定休日:不定休(お店のInstagramを確認)
TEL:075-406-1478
https://www.instagram.com/hanamitsu_matsubara/

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