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五輪金メダル“ブレイキン”でも話題! 『ワンダンス』待望のアニメ化決定 制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス

  • 2024.8.21
アニメ『ワンダンス』アニメ化決定イラスト (C)珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会 width=
アニメ『ワンダンス』アニメ化決定イラスト (C)珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会

月刊コミック誌「アフタヌーン」(講談社)にて連載されている人気漫画『ワンダンス』のテレビアニメ化が決定。2025年に放送開始される。制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス、ダンスプロデューサーをRIEHATAが務める。

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原作漫画はシリーズ累計発行部数90万部を突破している人気作品。自分の気持ちを上手く表現できない、吃音(きつおん)症の高校生・小谷花木(こたに・かぼく)が、人目を気にせずダンスに没頭する同級生・湾田光莉(わんだ・ひかり)に惹き込まれ、言葉の要らない“フリースタイル“なダンスの表現に挑んでいく青春漫画だ。

大胆で迫力あるダンスシーンに加え、繊細な人間模様や甘酸っぱい恋愛描写が人々の胸をつかむ本作は、日本のみならず海外でも高い人気を誇り、10もの言語で出版されている。北米の漫画賞「You Should Read This Manga 2023」においては「アニメ化を期待する作品」として賞を受賞するなど、国内外のファンから映像化を待ち望む声も多く上がっていた中で、今回待望のアニメ化が実現した。

また、本作でも登場するダンスジャンル“ブレイキン“は、先日行われたパリオリンピックの新競技として採用され、日本代表の湯浅亜実(AMI)選手が金メダルを獲得。ストリートダンスに注目が高まる中で、本作のアニメ化も大いに期待を集めそうだ。

制作を手掛けるのは、世代を超えてアニメファンの支持を集める老舗大手のアニメーションスタジオ、マッドハウスと、VFXやCGなどを駆使したデジタルアニメーションを得意とするサイクロングラフィックス。ダンスプロデューサーには、BTSなど数々の有名アーティストの振付も担当する世界的ダンサー・RIEHATAを迎え、未だかつてない、本格的なダンスアニメーションに挑む。

今回のアニメ化を記念して、原作者の珈琲よりお祝いイラストとコメントが到着した。イラストは小谷花木と湾田光莉の躍動感あふれる2ショットと、イエローを基調としたスタイリッシュなデザインが『ワンダンス』らしいクールな仕上がりになっている。

さらに、本日より公式SNS及び公式サイトがオープンした。公式Xではアニメ化を記念して原作者・珈琲への質問キャンペーンも実施される。明日8月22日には『ワンダンス』13巻が発売。翌23日に発売される「アフタヌーン」10月号では、『ワンダンス』が表紙を飾る。

アニメ『ワンダンス』は、2025年放送。

※原作者・珈琲のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■原作者:珈琲先生

漫画は音が出ないし動きもしない。その代わり、実際のダンスや音楽には無い別の長所がある。それは「読者の想像力の中で動きや音を補完してもらえる」という点。場合によってはそれは実際に観たり聴いたりするよりも感動を覚えるかもしれない。今回映像化するにあたって、ある程度実際に動きと音が付くことになる。そこで現実的に忠実な見え方を再現しようとすると、漫画の映像化という意義があまりなくなってしまう気がするので、実験性、即興性をもってケレン味たっぷりに遊んでいただき、想像してなかったような映像を作り上げていただけたら大変嬉しいと思います。皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。

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