1. トップ
  2. 恋愛
  3. フランスのレンタル会社とクレームバトル!→日本ではありえない斜め上の決着とは?【フランスは今日も平常運転(3)】

フランスのレンタル会社とクレームバトル!→日本ではありえない斜め上の決着とは?【フランスは今日も平常運転(3)】

  • 2024.8.21

<フランスのレンタル会社とクレームバトル!→日本ではありえない斜め上の決着とは?>フランスは今日も平常運転[#3]

(前回の続き)フランスでレンタル自転車を活用しまくっていた私。
しかし、ある日借りていた自転車を返却しようとしてもステーションに返却出来ないトラブルに遭遇してしまったのです。

お得な年間チケットを購入していた為、一回に借りられる時間は30分と決まっており、問題が起きると、高額な弁償が発生する事も頭にチラついてしまい余計にあたふたしてしまいます。

「なんで!どうして!」と心の中でつぶやきながら返却ステーションに自転車を力任せに押し込んでもうまくいきません…。

フランス語の語学学校の授業時間が過ぎているという焦りもあり、私は完全にパニック状態。
周りを見ても、朝の通勤時間帯に助けてくれるような人はおらず、背に腹は代えられぬと運営会社に連絡をする事に。

ですが、どうしても電話だと「フランス語で聞き取りやちゃんと伝えたい事が言えないかも」という不安が残ります。。

電話の方が早いのは百も承知ですが、言葉がわからない相手に対するフランス人スタッフの冷めた対応を以前経験していた私には、このパニック状態では精神的に電話は辛すぎたのでメールでお問い合わせをしました…。

証拠として、ゆがんでいて返却できないステーションの部品の写真も添付して送りましたが、3時間の語学学校の授業が終わっても運営会社から連絡は一切ありません。

「いくらなんでも遅すぎる…」と思った私は、知り合いのツテをたどり、現地のフランス人に相談してみる事に。
彼はすぐに運営会社へ電話して私の状況を説明してくれたうえに、問題のステーションにも同行してくれ、なんとか罰金や弁償金を払わずに無事に解決したのでした。

さて、問題は解決しましたが、レンタル自転車の運営会社から私が送ったメールについて返信があったのはいつだと思いますか?

なんと、返信が来たのは連絡してから3か月後!!!!
あまりの遅さにトラブルを忘れていた私は、一体メールがなんの事なのか理解するまでに時間がかかる程でした

フランス在住日本人の話では、フランスでは「こういうもの」らしく、ただただ愕然としました。
連絡すればすぐ対応が当たり前の日本企業ってすばらしいんだな、と改めて実感したのでした。

さて次回、日常生活で命の危険を感じるフランス生活は下の関連記事からチェック!

元記事で読む
の記事をもっとみる