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【シェフ脇屋の簡単中華】甘じょっぱ味のご飯泥棒♡早い安い飽きない「ひき肉と春雨の炒め煮」作ろう!

  • 2024.8.21

早い・安い・食べ飽きない!との三拍子で紹介されている「ひき肉と春雨の炒め煮」。日本の中国料理界の重鎮、脇屋友詞シェフが自身のYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で公開している、ご飯によく合うおかずレシピです。たくさん食べられるよう、やさしい味付けにしているそう。また、豆板醤などの辛味は加えず、子どもからお年寄りまでみんながおいしく食べられるようになっているんですって♡




日本の中国料理界をけん引する脇屋友詞シェフのYouTubeチャンネル♪

東京・赤坂にある中国料理店「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフで、上海料理の伝統を軸にした、体にやさしい料理が人気の脇屋友詞シェフ。社会貢献活動にも関わっておられ、2014年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章したすごい御方なのです。そんな脇屋シェフが運営するYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、プロの味を家庭で手軽に再現出来るレシピや、家庭料理をグレードアップするコツを紹介しています。

本日はその中から、早い・安い・食べ飽きない!の三拍子で紹介している「ひき肉と春雨の炒め煮」を作ります。子どもからお年寄りまでみんなが食べられるよう、あえて辛味は加えず、やさしい味にしてあるそうです。ご飯がモリモリ進む、ほぼワンコインで出来るおかずレシピとのこと。

では、作ってみましょう。

脇屋シェフのご飯泥棒♪「ひき肉と春雨の炒め煮」



【材料】3~4人分
豚ひき肉…100g
春雨…90g
ニラ(3〜4cm長さにカット)…100g
長ねぎ(みじん切り)…大さじ1
しょうが(みじん切り)…小さじ1
にんにく(みじん切り)…小さじ1
お湯…約150ml ※春雨の茹で汁でOK

◆調味料
「マルホン太白胡麻油」…大さじ2
日本酒…大さじ3
しょうゆ…大さじ5
砂糖…大さじ2
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2強
こしょう…少々

◆仕上げ
「マルホン太白胡麻油」…大さじ1

今回は、分量を半分にして作ります。ちなみに「マルホン太白胡麻油」は脇屋シェフが必ず使う油。ゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味を特徴とする、ゴマ油とのこと。

また、詳しくは後述しますが…。脇屋シェフは普通の計量スプーンではなく、カレーを食べるときに使うようなスプーンで、調味料を計量していました。

【作り方】
1. 春雨は沸騰したたっぷりのお湯(分量外)に入れ、フタをして約4分茹でます。



2. フライパンに太白胡麻油を引き、豚ひき肉を入れて中火で炒めます。

肉の色が白っぽく変わってきたら、長ねぎ、しょうが、にんにくのみじん切りを入れて、さらに炒めます。



3. 長ねぎ、しょうが、にんにくの香りが立ったら、2に酒、しょうゆ、砂糖、お湯(春雨の茹で汁でOK)、こしょうを加えます。火加減は中火。



なんだか、しょうゆラーメンの香りがします。いい香り♪

4. 春雨を湯切りして3に入れ、フタをして2分30秒~3分ほど煮込みます。



5. 4に鶏ガラスープの素と、3〜4cmの長さに切ったニラを加え、もう一度フタをして1分30秒煮込みます。



6. フタを取り、火を強めて、煮汁がほぼなくなるまで加熱します。仕上げにゴマ油を回し入れて、出来上がり。





調理時間は15分。難しい工程はなく、とっても簡単でした。

うわっ、ソース焼きそばのような茶色っぷり(笑)。



脇屋シェフの仕上がりと比べても、ひときわ色が濃いけど…分量、間違えた?



動画を見返すと…。

あ~、なるほどね。脇屋シェフは調味料の計量を、普通の計量スプーンではなく、カレーを食べるときに使うようなスプーンで計量している。わたしは計量スプーンで計量したので、脇屋シェフの言うところの大さじ(カレースプーン)より調味料の量が多くなったみたいです。

色は濃いけど、味はどうでしょう?



アハハハ、味も濃ーーーーい(笑)。春雨ひと口につき、お茶碗半分くらいのご飯が食べられそうな濃さです。おいしいけどね。この料理を作る際、調味料の計量はカレー用のスプーンでする方がいいと思います。もしくは計量スプーンで量って、使う量を少なめにするか。

後ほど、お湯を足して味を薄めるとして、とりあえず、味の濃さを度外視して食レポしますね。

味のバランスは、申し分なし。完璧です。砂糖としょうゆの甘じょっぱな味は、日本人の大好きな味。ご飯がモリモリ進みます。そこに、長ねぎ、しょうが、にんにくのそれぞれのパンチが加わり、さらに食欲を刺激します。

春雨はしっかり煮込んだので、調味料をしっかり吸っています。ズルズルズルッと麺をすするように、口に入っていく感じが心地よい。



ニラを噛むと、瑞々しさと甘味を感じ、また、煮込んだもののシャキッとした食感も残っていて、おいしいです。春雨とひき肉だけだとこってり気味ですが、ニラが入ることで爽やかさが加わり、食べ飽きません。

試食した後、お玉1杯分くらいのお湯を加えて火にかけ、味を薄めて食べたら、ちょうどよい濃さになって、とってもおいしかったです。よかった、よかった。

脇屋シェフ直伝の「ひき肉と春雨の炒め煮」は、砂糖としょうゆの甘じょっぱな味に、長ねぎ、しょうが、にんにくのパンチが程よく効いた、ご飯がガツガツ進む、ご飯泥棒でした。豆板醤を加えると麻婆春雨になるそうですよ。作ってみてはいかがでしょう。

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