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【伊予市】四国初!双海地域に近未来的な自動運転EV「MiCa(ミカ)」

  • 2024.8.21

読者のみなさま、こんにちは。 フリーライターで地域特派員をしているゆかりーぬです。

夏休みも終盤にさしかかってきましたね。お子さんがいらっしゃるご家庭は、夏休みの宿題は終わっているでしょうか?今回は、思い出作りにもぴったりな、愛媛県内で珍しい乗り物に乗車できるおでかけ先をご紹介します。

ぜひこの記事をチェックして、体験してみてください。

自動運転EV「MiCa(ミカ)」とは?

出典:リビングえひめWeb

※画像は伊予市提供

伊予市双海地域で、2024年1月31日から自動運転EV「MiCa(ミカ)」の実証運行中です。MiCaは、エストニアからきた8人乗りの非常にコンパクトなバス。小回りが可能なため、狭い道路の走行にも適しています。

この実証運行は、国土交通省の補助金を活用して実施しています。四国地方の公道でMiCaが走行するのは初めてで、2024年度中の通年運行を目指しています。

MiCaの運行は、伊予市やBOLDLY株式会社、伊予市内に本社を置く株式会社植西運送の協力のもと実施中です。伊予市では、高齢化や交通機関のドライバー不足を解決するための新たな移動手段として、自動運転EVの活用を検証しています。

新たな公共交通サービスに期待!

出典:リビングえひめWeb

私は松山市在住のため、JR伊予上灘駅まで電車で移動して、MiCaに乗り継ぎました。駅前にバス停があるので、乗り継ぎが非常に便利です。私のように自動車やバイクの運転ができない人でも、双海地域の翠小学校周辺を訪れることが可能となりました。

MiCaは、伊予上灘駅から終点「日尾野」バス停まで行き、伊予上灘駅まで帰ってくるまでの1周が80分ほど。バス停は全部で15ヶ所あり、途中で乗降が可能です。

出典:リビングえひめWeb

時速20km、細い道路では速度を落として時速15kmで走行しています。歩行者や鳥など、予期しない障害物を感知してブレーキが作動する仕組みです。実際に私が乗車しているときにも、上から飛んできた鳥に反応してブレーキが作動していました。

自然光が差し込む明るい車内

出典:リビングえひめWeb

MiCaには、運転席がなく向かい合った座席になっています。座席に着くと、シートベルト着用が必須です。

全方位、天井にも大きな窓が付いているため自然光が差し込み、明るい車内でした。日差しの強い日は、太陽光が降り注ぐので日焼け止めを塗っておくなどの紫外線対策を。また、夏場は車内の温度も高くなるため暑さ対策やこまめに水分補給することをおすすめします。

私が乗車した日は、ほかの乗客の方はいらっしゃらなかったのですが、普段は通院やお買い物で地元の方が乗車するようです。周辺に住む方々にも、おなじみの交通手段になりつつあります。

最新の運行状況を要チェック

出典:リビングえひめWeb

MiCaは運賃無料で、伊予市民以外の人も利用可能です。定員は7名で、定員に達した場合は乗車ができません。

火曜日から土曜日に運行していますが、道路状況によっては、出発や到着の時刻が変更する場合があります。メンテナンスや視察の対応により、予告なしで運休する場合もあるため注意が必要です。

事前にLINE公式アカウントで友だち追加しておくと、最新の運行状況やダイヤを確認できるため便利です。

自動車やバイクの運転ができずに伊予市双海地域へ行くことを諦めていた人や四国初の自動運転EVが気になった人は、ぜひ乗車してみてくださいね。

自動運転EV「MiCa(ミカ)」
運行日:火〜土曜
お問い合わせ:伊予市役所 企画振興部企画政策課デジタル化担当
TEL:089-909-6364
HP:https://www.city.iyo.lg.jp/kikakuseisaku/zidouunten.html
LINE公式アカウント:https://line.me/R/ti/p/@397egmvf

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