【悪いのはダレ……？】息子に学んでほしい「友だちを選ぶことは悪くない」#4コマ母道場

ケンタくんは中学受験をして、念願の私立中学に合格。入学後すぐにたくさんの友達ができ、毎日楽しく通っています。しかし小学校の頃とは違った遊び方が増え、お金を使うお付き合いも多くなってきました。どこまでを「お小遣い」の範囲にすればいいのか。子ども同士にも付き合いもあるだろうし……。ケンタくんのママはお悩み中。そんなある日、大事件が起きてしまうのです。
【エピソード】
私（ナオコ）は息子のケンタと夫と3人で暮らしています。受験勉強を頑張り、ケンタは念願の私立中学に入学。順調な中学校生活を送っていたのですが、事件が起きてしまいました。友人のアオトくんの交通系ICカードやクラスメイトの財布から5千円がなくなってしまったのです。一時は犯人として疑われたケンタですが、その疑いはすぐに晴れ私は胸をなでおろします。しかしケンタは、クラスメイトであるカズキくんのお金をめぐる言動に悩まされていると告白してくれました。さらに学校側の調査により確定した真犯人は、どうやらカズキくんにしつこく絡まれていた子だったらしいのです。

「みんな仲良く」が理想だけれど……？

【編集部コメント】
ナオコさんがケンタくんに伝えたかったこと。それは「友達を選ぶ」のは、決して悪いことではないということでした。幼い頃は「みんなお友達」「みんなと仲良くしましょう」と子どもに伝える大人が多いでしょう。しかし年齢が上がればそれぞれの価値観もでき上がってきます。互いの価値観を受け入れ合うのも友達関係をつくるうえで重要ですが、受け入れられない価値観を持っている友達と「それなり」の付き合い方を覚えるのもまた、人生経験なのかもしれませんね。

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。