1. トップ
  2. 恋愛
  3. 風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」

  • 2024.8.21

「関ヶ原の戦い」で知られる岐阜県関ケ原町で開催されている「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」。6000個もの風鈴が飾られ、訪れる人を魅了しています。2019年から毎年行われ、6回目となる今年は和傘のイベントとの同時開催。色とりどりの和傘が織りなす和の世界とともに、圧倒されるような景観が広がっています。風鈴の色や音に魅せられるイベントにでかけて、散策や撮影を楽しみませんか。

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」

歴史のロマンを感じる町、関ケ原

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
町のいたるところに、関ヶ原の戦いにまつわるスポットが

岐阜県の西端に位置する関ケ原町。北は伊吹山を主峰とする伊吹山地、南は鈴鹿山脈に囲まれ、古くから交通の要衝として栄えてきました。関ケ原町と聞いて思い浮かぶのは、やはり関ヶ原の戦い。天下分け目の戦いとして多くの小説やドラマ、映画などに描かれ、壮大な歴史のロマンを感じようとこの地を訪れる人が少なくありません。

風鈴の涼やかな見た目と音が心地よい

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
風鈴の回廊を通って広い場内をめぐる

関ケ原町にある資料館、関ヶ原ウォーランドで催されているのが、関ヶ原願掛け風鈴まつりです。風鈴のもとになった風鐸は、災い除けとしてお寺に吊るされたもの。平安時代には貴族が風鈴を魔除けとして使ったこともあり、合戦の舞台となった地で厄除けや平和を祈る思いも込めて、風鈴まつりが開催されています。

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
フォトスポットもあるので、工夫して撮影してみて

3万平方メートルもある敷地内の園路に沿って設けられた、約200mの回廊には風鈴がいっぱい。その中を歩いていくと青空や緑に映える風鈴が美しく、風が吹くと短冊が揺れ、あちこちから風鈴の音色が響き渡ります。風鈴にはさまざまな絵柄が描かれていて、短冊も色とりどり。近づいてお気に入りの柄を見つけるのも楽しいですよ。

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
訪れた記念に想いを込めて短冊を奉納

園内の一番奥には薬師如来が鎮座していて、その近くには願いを込めた短冊を掲げるコーナーが設けられています。開運や健康など想いを込めて願い事を綴り、掲げてみては?短冊は関ヶ原合戦の供養寺として知られている天満山宝蔵寺で御祈祷されるそうです。

和傘の華やかさにも魅せられる

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
色とりどりの鮮やかな和傘

2019年から毎年開催されている風鈴まつりは、年々パワーアップ。開催されるたびに風鈴の数やイベントが増えて、注目を集めています。6回目を迎えた今年は、岐阜県の和の工芸文化の一つである和傘に着目。「関ヶ原和傘物語・和傘灯り物語2024」を同時開催し、300以上の和傘を用いて和の空間を演出しています。

ユニークな像で関ヶ原の戦いを再現した施設

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
躍動感あふれる戦いの場面

関ヶ原ウォーランドは、関ヶ原合戦を史実に基づいて再現した資料館。東西両軍の陣地を設け、徳川家康や石田三成などの武将をはじめ、足軽や鉄砲隊などさまざまな兵を等身大のコンクリート像で表しています。極彩色の色合いや躍動感あふれるポーズなど、ユニークな像がいっぱいで、歴史に詳しくない人でも楽しく見学できますよ。

夜のライトアップや秋以降の展開も楽しみ

風にそよぐ6000個の風鈴が青空に映える「関ヶ原願掛け風鈴まつり2024」
夜のライトアップで幻想的な美しさに

関ヶ原ウォーランドと園内を彩るイベント、いかがでしたか?風鈴まつり2024は9月29日(日)まで開催されていて、期間中の金・土・日曜、祝日は夜も開園。ライトアップされると、まったく違った雰囲気になりますし、涼しく散策できるのもうれしいですよね。

和傘物語・和傘灯り物語2024は、10月11日(金)から第3章に入り、12月1日まで続きます。季節によって周りの景色や日差しも変わっていくので、違う時期に訪れて見比べてみるのもよさそうです。
歴史の町、関ケ原で歴史や季節の催しを満喫する一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

元記事で読む
の記事をもっとみる