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守れなかった命の重みを背負って前を向く。3か月後に現れたのは…|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.21

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。元彼・ユウキから復縁を迫られたものの、はっきりと断るサオリ。赤ちゃんを守れなかった自身の愚かさを悔い、心から反省したからこそ、ただ前だけを向いて進み始めていました。部活や勉強の遅れも取り戻し、3か月がたったころ…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第56話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

高校生という若さで、守れなかった命の責任を背負って進む覚悟を決めたサオリ。自身の過ちを反省し、心を入れ替えたことが伝わってきますね。

一生懸命に努力し、日常を取り戻したサオリの前に現れたのは、元彼・ユウキでした。金色だった髪を黒く染めたのは、ユウキなりの反省の表れなのでしょうか…。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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