1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【衝撃】「托卵の何が悪いの?」と言うオンナたち…SNSで発信、どこまで本気なの?

【衝撃】「托卵の何が悪いの?」と言うオンナたち…SNSで発信、どこまで本気なの?

  • 2024.8.21

「そもそも悪いこと?」とつぶやく女性たち

母親と、生まれたての子どものイメージ
母親と、生まれたての子どものイメージ

2024年7月から8月にかけて、X(旧ツイッター)では「托卵」というワードがトレンド入りするなどたびたび注目を集めました。妻が不倫相手の子どもを身ごもり、その事実を隠したまま出産して夫とともにわが子として育てることを意味する言葉ですが、この行為について「何が悪いの?」「父親が誰かってそんなに重要?」とする女性ユーザーたちの発言に注目が集まったのです。

※ ※ ※

「托卵」は本来、カッコウ科の鳥類などが別の鳥の巣に産卵し、その鳥に卵・ヒナを育てさせる習性を表す言葉です。しかし世俗的には、人間の既婚女性が夫以外の子を妊娠・出産したにも関わらず夫の子どもとして家庭で育てるという行為を指すケースがほとんどです。子どものうちどの程度が托卵による出生なのかという全容は把握されていませんが、その割合について専門家の説明を引用する形で「6~10%」などと伝える大手メディアもありました。

旧ツイッター時代からXではしばしばトレンドに上がる話題の一つではありますが、そのたび女性ユーザーとみられる一部の匿名アカウントたちの「そもそも何が悪いのか」という発信が男性たちを“震撼(しんかん)”させてきました。発言の概要を紹介すると、

「男性にとって托卵はそんなに嫌なことなんでしょうか?」「その気持ちがいまだに理解できない」「自分が愛している妻の子どもなら、父親が誰かということはそんなに重要ではないのではないでしょうか」「誰の子であっても父親にしてもらえたのだから喜ぶべきことでは?」「『誰の子でも俺たちの子だ』と受け入れる器が欲しい」「自分の子どもでも他人の子どもでも守るべき存在なのは変わらないのはずなのに」。

さらにあからさまな発言も散見されます。例えば、「生活を共にしたい男と遺伝子を残したい男は違う」「大したことを成したわけでもないのに、そんなに自分の遺伝子に自信があるのか?」「より良い遺伝子を残す方が人類にとってもメリットのはず」「より良い子孫を残すことが女の使命だから、魅力的な男の遺伝子を残すことは正しい」「より良い男として選ばれなかった自分自身も至らなかったと考えるべき」などです。

こうした発言に、当然ながら男性ユーザーたちは嫌悪感や怒りをあらわにしています。

「『そもそもレイプの何が悪いの?』などと言う男が今どきいるか? 言っていることはそれと同じだ」「托卵は性犯罪と同じくらい重い行為」「女性にとってのレイプが『魂の殺人』なら、托卵は男性にとっての『魂の殺人』だ」「本当に托卵を悪くないと思っているなら、妊娠したとき夫に『これはあなたの子じゃないです』って申告すればいい」「不妊治療の体外受精で、不倫相手の女性の卵子を受精させて自分の体に移植されても何とも思わないのか?」

托卵を肯定する女性たちに対しては「さすがに“釣り”だと思いたい。俺たちは動物じゃない。人間だ」と存在そものもに懐疑的な男性も。一方、「匿名だからこそ本音を言ってる人も少なからずいるのだろう」と、なお戦慄(せんりつ)する声も見られます。

ただ、托卵に関するこうした一部女性の意見に対しては「同じ女だけど全く理解できない」「全ての女性がこう思ってると勘違いしないでください」と反論する女性ユーザーも少なくありません。

XなどのSNS上では、実際に托卵の“被害”“加害”を経験したと報告するアカウントも散見されますが、どの話がどこまで真実なのかを断定できないからこそ、多数のユーザーたちの疑心暗鬼をさらに加速させているようにも見受けられます。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる