飲み放題メニューを渡すと「この中にはないですね」ワガママ放題のママ友に唖然！＜ママ友と働いたら＞

大手製造会社の人事部でパート事務員として働く春野ハルさん。娘・サクラの通う保育園でのママ友関係は良好。SNSで見るようなママ友トラブルとは無縁の生活を送っていました。しかし保育園のママ友・フユミさんが同じ職場で働くことになり、ハルさんを見下すような言動や横柄な態度にモヤモヤすることが増え、徐々に関係に亀裂が入ってしまったのです。

フユミさんは、その容姿や明るい対応から社員受けは上々。
その半面、職場への不満を横柄な態度でハルさんへ投げつける様子に、他のパートさんは引き気味です。

さらに、フユミさんは仕事での失敗を上司やハルさんのせいにしてきます。
ママ友として接しているときと態度が違うフユミさんへ、ハルさんはマイナスな感情が募っていくばかり。

保育園のお迎えのあと、顔を合わせたときも機嫌が悪く、ハルさんを避けている様子のフユミさんを見た他のママ友たちは、「何かあったの？」と心配します。
しかしそれは職場でのこと。ハルさんは何も言えずにいました。

ある日、歓迎会がおこなわれることになったとハルさんに上機嫌で伝えたフユミさんでしたが、

「私の歓迎会なのに、みんなが会費無料なんて私だけが損じゃん！」

と意味の分からない理屈で再び不機嫌に。

フユミさんの考えが理解できないまま、憂うつな歓迎会当日になり……？

自分が主役じゃないと気が済まないママ友

夕食の段取りを終えて家を出る前、夫に飲み会についてポジティブに考えてみるようアドバイスをもらったハルさん。

気合を入れなおして会場へ到着したものの、そこには「主役が一番乗りってどういうこと？」と不機嫌そうなフユミさんの姿がありました。

そうこうしているうちに始まった飲み会では、やはりフユミさんが話題をかっさらっていきます。
昔は雑誌のモデルをしていた、若い男の子にナンパされたなどフユミさんの自慢話に疲れ、ハルさんはただただ終了時刻が来るのを待ったのでした……。

自分が話題の中心でないと気が済まないフユミさん。
もしかしたら、家族内では「ママ」として頑張っているぶん、職場では自分を主張し注目されたい気持ちが前面に出てしまっているのかもしれません。

飲み会というプライベートな場だけであればまだよいのですが、フユミさん自身の線引きがあいまいになっていることに気付いてもらいたいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター つきママ

ベビーカレンダー編集部