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GUNDAMとコラボ作品も!文化庁「MUSIC LOVES ART 2024 - MICUSRAT (マイクスラット) -」幕張新都心

  • 2024.8.21

文化庁は、世界的に展開できるアート作品等をアーティストと創作し、日本を文化芸術のグローバル発信拠点へと成長させるプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」を大阪と幕張新都心で開催!

今回は、幕張新都心で展示された若手アーティストのアート作品を紹介します☆

 

文化庁「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」幕張新都心

 

 

 

開催日程:2024年8月12日(月)~25日(日)

主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会 令和6年度日本博 2.0 事業(委託型)

特別協力(大阪):SUMMER SONIC 2024 (株式会社クリエイティブマンプロダクション、株式会社キョードー関西) 、公益社団法人 関西経済連合会

特別協力(千葉):SUMMER SONIC 2024(株式会社クリエイティブマンプロダクション)

協力(大阪):株式会社朝日新聞社、朝日放送グループホールディングス株式会社、株式会社FM802、大阪市高速電気軌道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社、株式会社大林組、関西電力株式会社、株式会社コングレ、ダイビル株式会社、千島土地株式会社、株式会社TCフォーラム 、 株式会社阪急阪神百貨店、阪急阪神不動産株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社(五十音順)

協力(千葉):イオンモール幕張新都心、株式会社 QVC ジャパン、株式会社千葉ステーションビル

後援(大阪):大阪府、大阪市、吹田市、大阪商工会議所、関西広域連合

後援(千葉):千葉県、千葉市、幕張新都心ホテル協議会、幕張新都心まちづくり協議会

事務局補佐:株式会社ギークピクチュアズ

 

 

文化庁は、世界的に展開できるアート作品等をアーティストと創作し、日本を文化芸術のグローバル発信拠点へと成長させるプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」を開催中。

若手アーティストのアート作品や、駅の大型ビジョン等を使った作品が展示され、展示されたアートを巡りながら、自身のスマートフォンから『STAMP MAP ART』などの企画に参加することができます。

 

 

幕張新都心のテーマは「Double Fantasy ―かさなりあう幻想―」

昼夜の変化も見ながら都市空間に重なる非日常から感じ、様々な「気づき」を得られるようにとの期待が込められています。

千葉市や幕張新都心周辺の企業および都市型音楽フェスティバルSUMMER SONICと連携し、若手現代アーティスト等とコラボレーションした作品が楽しめました。

 

五元気

 

 

作家名:COIN PARKING DELIVERY

展示場所:海浜幕張駅南口広場(8月16日〜25日)

 

スマートフォンで絵を描き始めたことから活動を開始し、近年ではデータのみならず様々な場所で制作を行うCOIN PARKING DELIVERYの作品。

幕張駅南口の広場に、カラフルな5つの作品が登場します。

 

本作品は、色彩と感情の関係性を再考し、社会の認識に挑戦する革新的なインスタレーションです。

作家本人が「なぜ青が悲しみと認識されるのか?」という疑問から、認識のズレを感じ、だれもから愛されるはずの「青」にポジティブなエネルギーが秘められているのではないかと考え、「青」を「挑戦の色」と再定義しました。

展示場所に選ばれた「駅」は、都市の「今」の息吹を感じられる特異な空間です。ここに感情の色彩を配置することで、日常に潜むネガティブな風潮に対抗し、ポジティブなエネルギーの拡散を試みています。

 

遊びは悪じゃない

 

 

作家名:COIN PARKING DELIVERY × GUNDAM

展示場所:幕張メッセ中央広場(8月16日〜18日)、とよすなうみかぜ広場(8月24日・25日)制作協力:創通、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITS

 

 

COIN PARKING DELIVERYとGUNDAMのコラボレーション作品。

大きなニッパーなど、遊び心溢れる作品が幕張メッセ中央広場をはじめとする会場を巡回します。

 

この作品は、「ガンプラ」を媒体として「遊び」の価値と可能性を探求する革新的な彫刻インスタレーションです。

作者は、幼少期のガンプラ制作の記憶を再現するため、ニッパーなどの工具を巨大化し、大人が子供の視点で体験できるよう設計しました。

この仕掛けにより、鑑賞者は懐かしい感動と興奮を追体験できます。

作品は、ガンダムとガンプラが果たしてきた、想像力や空間把握能力の育成という教育的役割にも光を当てています。

さらに、「遊び」を突き詰めることが人生の意義につながるという洞察を提示し、現代社会における「遊び」の否定的風潮に対峙しています。

サマーソニックという音楽の祭典の場に、「遊び」の象徴としてのガンプラから生まれた作品を展示することで、人生における「遊び」の重要性を肯定的に提示します。

 

Spread Flowers

 

 

作家名:witness

展示場所:QVCジャパン本社(8月16日〜25日)

 

「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」のキービジュアルを手掛けたwitnessの作品。

QVCジャパン本社の窓を使って展示される、迫力満点の作品です。

 

『Spread Flowers』は、アーティストwitnessが2024年に発表した、音楽と視覚芸術の融合を体現する革新的な作品です。

この作品は、リズムやメロディが視覚表現に与える影響と、色彩や筆致が音楽表現に及ぼす効果を巧みに組み合わせています。

その結果、鑑賞者の感覚を刺激し、従来の芸術の枠を超えた新たな美的体験を提供します。

作品の核心は、「美しいものは私たちの日常の中にすでに存在している」というメッセージにあります。

日常に潜む美を独自の描写方法で表現することで、鑑賞者の想像力を喚起し、美の認識領域を拡張します。

視覚と聴覚の相乗効果により、観る者に新たな感性の扉を開く、挑戦的で魅力的な作品となっています。

 

 

QVCジャパン本社近くでは他にもデジタルビジョンが展開されています。

 

ACCORDANCE

 

 

作家名:HAMADARAKA(EruArizono/EmuArizono)

展示場所:幕張メッセ中央広場(8月16日〜18日)

 

 

双子のアートユニットHAMADARAKAの作品。

幕張メッセ中央広場の階段に、大きなアートが出現します。

 

この作品は、時空を超越した「楽園」の概念を視覚化したインスタレーションです。

作品の中心には、過去と未来、現実と幻想が交錯する「時間軸のない空間」が広がります。

この空間を象徴するのが、神話的存在である「麒麟」をモチーフにした浮遊する生き物とそこにある「周波数」です。

麒麟の特性である博愛と慈愛、そして全ての生命への配慮が、作品全体に反映されています。

さらに、この存在は現代人の「楽園」への憧れと、宇宙の様々な要素が発する周波数を融合させた姿として表現されています。

作品は、私たちの日常のすぐ隣に存在する個人的な「楽園」の可能性を示唆します。雷鳴のような轟音から優しい雨音まで、多様な「楽園の音色」を通じて、現実世界との調和を探ります。

最終的に、この作品は鑑賞者の内なる「楽園」を呼び覚まし、世界をより美しい周波数で満たすきっかけとなることを願っています。

そして、この楽園への階段が発する音色(周波数)によって、たくさんの人々の中に眠っている楽園を呼び起こすきっかけを創ることができたらと想いを込めています。

 

NVOVU -ンモ”ユ”

 

 

作家名:SILVER SATAN (ART TRUCK)+DUV

展示場所:SUMMER SONIC会場内幕張メッセ展示ホール9・10(8月17日〜18日)、幕張ベイタウン[夏祭り会場内](8月24日)

 

 

ネオンが煌めくアートトラック”SILVER SATAN”を使ったインスタレーション作品。

幕張メッセ、幕張ベイタウンを巡回予定です。

 

この作品は、ユニットDUV『ナ”ウ”』による革新的なインスタレーションです。

中心に据えられているのは、50年以上にわたり進化を続けるアートトラック「シルバーサタン」。

この象徴的存在を軸に、美術家ミナミリョウヘイの『雰囲気の向こう側』という独自の概念研究と、数寄者H-NAITOの境界を超えた”美”の探求の融合。

タイトルの「インパクトダイレクションズボズボ100%プレインモ”ユ”ハイパーアトモスフィアローションポイントブレブレブレーンドゥインザイマジナリー」は、作品の斬新さと不可解さを言語化して表現しています。

この作品は、従来の芸術の枠を超え、観る者の感覚や想像力に直接訴えかけます。

アートトラックの進化、雰囲気の概念化、美の探求が交錯する中で、鑑賞者を新たな芸術体験へと誘います。

アーティストやスタッフによるチーム協働により実現したこのインスタレーションは、現代アートの可能性を押し広げる意欲的な試みとして未来へ贈る文明の発展の記録となります。

・作品制作アシスト
赤井成彰、宍戸純
・作品施工
矢内勝(矢内建築計画)、浅見俊輔(gambit )、浅見己道(gambit )、宮 康太、(株)WEDGE
・マネージメント
大野典子

 

Spread Flowers

 

 

作家名:witness

展示場所:イオンモール幕張新都心 館内サイネージ(8月12日~25日)

 

witnessが手掛ける「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」のキービジュアル。

会期中、イオンモール幕張新都心にて展示されます。

 

若手アーティストの作品や、ビジョンや広場などを使った大迫力の作品が展示されるプロジェクト。

文化庁の「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」は、2024年8月25日(日)まで、千葉市(幕張新都心)などで開催中です。

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