息子にせがまれても「仕事で疲れてるから」【無関心で言い訳ばかりの夫】→ 息子から痛烈な一言が！

筆者には、子育てに関与しない旦那を持つ友人がいます。
友人の旦那は、仕事はきちんとしているし、酒もギャンブルもそんなにやらないけれど、子育てには無関心の困った人。そんな旦那でしたが、ついに子どもから痛烈な一言が投げかけられて……？
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

子育てに関しては放任主義

私は結婚して子どももでき、そこそこ幸せなほうだと思うんですが、旦那に対してひとつ、不満があります。それは、子どもに無関心なこと。
旦那は真面目に働く人で、酒やギャンブルはそんなにしないものの、休日はスマホのゲームに夢中になり、ソファでダラダラ。
遊びたい盛りの小学生になる息子がいるにもかかわらず、息子には目もくれない旦那に、私は呆れていました。

たとえば、休日は息子と公園に行ってキャッチボールをしたり、一緒にどこかに出掛けたりして欲しいのが本音です。息子から「お友達は、お父さんが遊園地やキャンプに連れて行ってくれるんだって。うらやましいな」と聞くと、心が痛みました。

一度だけ、旦那が息子をショッピングモール内のゲームセンターに連れて行ってくれたことがあったのですが、旦那は息子そっちのけで格闘ゲームに夢中になっていたとのこと。息子は一人でUFOキャッチャーをして遊ぶしかなく、帰宅後、「お父さんとゲーセン行ったけど、つまんなかった」と嘆いていました。

旦那との話し合い

旦那と子育てについて話し合いましたが、「俺は仕事で疲れているんだ」「息子の面倒はおまえが見ろ」とそんなことばかり言ってきて、とてもじゃないけど、分かりあえそうにありませんでした。

旦那が改心したきっかけが、息子の痛烈なひとことでした

ある夕飯時のことです。旦那が参観日のお知らせを見て、息子に尋ねました。
「今の小学校は父親参観とかないのか？」と。
続けて、「俺、まだ一度も顔を出したことがないけど」

息子は好物のハンバーグを食べながらしばらく無言でいましたが、こんな一言を漏らしたんです。
「僕にお父さんはいない」と。

どうやら、旦那は息子の厳しい一言にひどくショックを受けた様子。
その後、旦那は改心したようで、息子と積極的に関わろうとしてくれるようになりました。休日は、息子とテーマパークやショッピングモールに出掛けたりして、いい父親であろうと頑張ってくれています。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2023年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：雲川 はるさめ
壮絶な嫁姑問題を経験し「この経験を無駄にしたくない」と自身のネタを元にライター業をスタート。インタビューを始めると、自分以外にも大変な経験をしている人に出会い驚く。現在は、それらの体験及び取材に基づき、読者に共感とちょっとした勇気を与えたいと思っている。