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「どうせ嫉妬でしょ」私の忠告を無視し経営者と婚約した友人。結婚式で衝撃の事実が発覚!?

  • 2024.8.20

私はセレクトショップで働いている23歳です。ある日、高校時代から仲良しの3人グループのひとりが婚約。私は自分のことのように喜んでいました。しかし、その子から婚約相手の男性の話を聞くうちに、どんどん心配になっていき……。

友人の幸せを祝福!

23歳の私は、姉が経営するセレクトショップに勤務しています。素敵なお洋服やアクセサリーに囲まれて毎日が幸せ。その中でさらに幸せな出来事が舞い込んできました。なんと高校時代からの友人A子が婚約したのです!

そこで私は、同じく高校時代から仲良しのB子とお祝いの会を計画。早速、3人で居酒屋に集まりました。そこでB子がA子に「旦那さんになる人はどんな感じの男性なの?」と質問。恥ずかしがるA子から彼についていろいろと聞き出したのです。

彼の年齢は30歳。職業はセレクトショップを経営しているオーナーで、病気を患ってしまった彼の父の跡を継いだようです。

さらには本店が私の勤め先と近い場所にあることや、A子の初恋の人であることも発覚。「素敵な結婚がしたい」という夢がまもなく叶うA子に、私とB子は「よかったね」「お幸せに」と声をかけたのでした。

もしかして騙されてない?

けれども、A子から彼の話を聞いているうちに違和感を覚えました。

というのも、デート代の多くをA子が出しているというのです。夜景のきれいな高級バーでプロポーズされた際も、彼は持ち合わせがなく、A子が全額支払ったそう。A子曰く、彼はお財布を忘れたり、電子決済もチャージ残高不足だったりすることが多いとのこと。

さすがに黙って聞いていられなかったB子は、「払いすぎじゃない?」と一言。しかし、彼以外の男性とお付き合いしたことがないA子は、「よくわかんないけど……」と困惑しています。さらに、A子は彼のセレクトショップに行ったことがないそう。

私とB子がさらに詳しく話を聞こうとすると、A子はムッとしてしまい「私が一番最初に結婚するからって、どうせ嫉妬でしょ」と激怒。それでも、私たちはA子のことを大事な友だちだと思っているからこそ、「騙されてるんじゃない?」「彼のことをもっとよく知ってからのほうがいいんじゃない?」とハッキリ告げました。するとA子は「もう聞きたくない!」と言い残し、お店を出て行ってしまいました。

結婚式で衝撃の事実が発覚!?

3カ月後、私たちはA子の結婚式に出席。A子と会うのは居酒屋で喧嘩して以来だったので、彼女と顔を合わせることに少し気まずさを感じていました。だけど幸せいっぱいなA子がいつも通り接してくれたため、私たちはホッと一安心。改めて「おめでとう!」と言いました。

そして、私たち3人が話していると彼も登場。彼の顔を見た瞬間、私は「この人、どっかで見たことあるな」と感じました。記憶をたどっていったところ……数カ月前に彼の会社が潰れたことを思い出したのです。

彼を問い詰めるA子

そのことを伝えるとA子はビックリ。一方、そばにいた彼は「お、おい、余計なこと言うな!」と焦り出し、そんな彼の様子を見てA子も何か察したようで、「う、うそよね…?」と問い詰めます。

私はすかさず、彼は確かに以前までセレクトショップのオーナーであったものの、経営に困りあちこちにお金の無心をして回っていたとA子に説明。私の姉にお金を借りに来たこともあったので、彼の顔を知っていたのです。

さらに、彼はA子からもお金を借りていたようで、A子は「すぐに返すって言ってたじゃない!」と声を荒げます。その声を聞いて駆けつけた両家の両親にも事情を話し、その場はお通夜のような状態に……。彼の両親はA子に平謝りで、結婚は白紙となったのでした。

彼女の恋と私たちの友情の行方

その後、彼はもともと借金をしていたうえにA子への慰謝料も支払うことになり、さらに借金が増えたよう。

そして私、A子、B子はしばらくの間ギスギスしていましたが、A子が「あのときはごめんなさい。また3人で仲良くしたい」と謝罪してくれたことで和解。今度は婚約を決める前に、ちゃんと彼氏に会わせてねと約束を交わしたのでした。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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