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【グルメ】ひんやりスイーツにまつわる意外な地域差! かき氷は底にシロップ派?

  • 2024.8.20

夏になると食べたくなるものといえば、暑さを癒やしてくれる冷たいアイスやかき氷を挙げる人が多いのではないでしょうか。今回はそんなひんやりスイーツたちの意外な地域差についてご紹介します。


かき氷の作り方には関東風と関西風がある?

地域によって食文化は様ざま。日本中どこで食べても同じだと思っているようなかき氷やアイスも、実はその土地毎に違う部分がたくさんあるようです。 例えばかき氷は、関東と関西では作る手順そのものが異なります。ネット上の声を見ると、関東では「まず器の底にシロップを入れてから氷、最後にもう一度少量のシロップをかける」というのが定番の作り方。一方関西では底にシロップは入れず、「氷を盛ってから上にシロップをかける」というのが定番の様子。

半分に折って食べる、あのアイスのネーミング

また、凍らせて半分に折って食べる昔ながらの「棒アイス」は、地域によって様ざまな呼び方が。関東・関西の大都市圏では「チューペット」呼びが多いのですが、このチューペットというのは大阪にあった前田産業の商品名で、現在は製造が終了しています。ちなみに今流通しているものの正式名称は、「ポリエチレン詰清涼飲料」と呼ばれるそう。 他にも北海道では「ポッキン」、北陸では「チューチュー」など、いろいろな呼び方が寄せられていました。これらは折る動きや食べる時の擬音などが由来と予想できますが、なぜか岐阜では「カンカン棒」と呼ぶ派の人がいます。調べたところ、岐阜の方言で「カンカン」とは「硬い」という意味で、凍って硬くなった棒アイスを「カンカン棒」と呼んでいるようです。

チョコミント味は関西では不人気?

さらに意外なことに、アイスの味の好みにも地域差がありました。ネット上の声をみると、チョコミント味のアイスの人気は北海道や東北などの北の地域に集中しており、関西圏ではあまり好まれていないよう。 「自分も含めて関西人でチョコミントが好きな人は見たことがない」「ハッカ味も苦手だし、メントール系の食べ物は無理」「歯磨き粉みたいで嫌」という声が。関西はたこ焼きやお好み焼きなどのソース文化で、チョコの甘さとミントのすっきり感が同居するチョコミント味は苦手に感じるのかもしれませんね。 同じものでも場所が違えば、作り方も呼び方も全然違う食文化。この機会に身近な食べ物の意外な地域差について調べてみてはいかがでしょうか。

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