体中に広がる発疹。大人の「手足口病」を甘くみてはいけない

皆さんは、手足口病の恐ろしさをどのくらい知っていますか？手足口病は大人にも感染することがあり、子ども以上に大変な症状が出る可能性があります。今回ご紹介する作品は、たに(@tanidesu__)さん夫妻が実際に経験した大人が感染した手足口病のエピソード。娘のあーちゃんが手足口病にかかったことがわかった後、夫のアカくんに移ってしまったことがわかります。『旦那が手足口病になった話』どうぞご覧ください。

まさか、娘の手足口病が夫にうつった？

たにさんの娘、あーちゃんは保育園に通っています。そこで手足口病にうつってしまったあーちゃん。元気はあるので、ひとまず安心…。

しかし数日後、今度は夫が体調不良を起こし、急な高熱が出たのです。まさか、手足口病にかかったのでは？と嫌な予感を巡らせるたにさん。夫は大丈夫なのでしょうか。

夫の手足口病が壮絶過ぎた

たにさんの夫は、高熱のほかに全身の発疹の痛みが伴い、寝ているだけでつらい状況でした。発疹が消えるまでに一か月近くかかったようです。

もちろんわが子が熱で苦しむ姿は見たくないですが、大人だってつらいものはつらいですよね。仕事の都合もあるでしょうし、健康は大切にしたいものです。

たにさんの夫は、発疹が治まった後に爪がはがれ落ちるという経験をしました。手足口病でみられる症状の一つですが、大人は爪の面積も子どもに比べて大きく、想像するだけでつらそうです…。

家庭内感染を防ぐ対策を考えよう

たにさんの夫は、完治するまでトータルで4か月という長い月日がかかりました。発症当初は高熱と痛みを伴う発疹に苦しみ、寝ていることさえつらい状況でした。大人が手足口病にかかると、どれほど大変なのかということが伝わったかと思います。

また、さまざまな症状に苦しんだ夫とは異なり、幸いたにさんは感染せずに済みました。いつどのタイミングで感染するのかが分からない点が、病気のおそろしいところです。決して、自分は大丈夫という根拠のない自信は持たずに、家庭内感染の対策を考えましょう。

手足口病と聞くと、子どもの病気というイメージが強いかもしれません。しかし、大人にも感染する可能性はあります。さまざまな感染症に対して正しい知識を持ち、家族の健康を守ることができたらいいですよね。

著者：ゆずプー