チェルシーベンチ外のスターリング、声明発表に非難轟轟…「完全なゴミ」

Text by 井上大輔(編集部)

チェルシーは18日に行われたマンチェスター・シティとのプレミアリーグ開幕戦に0-2で敗れた。

人材過多のチェルシーは、ラヒーム・スターリング、ベン・チルウェルやアクセル・ディザジらがベンチ外となった。

そうしたなか、スターリングの陣営は「今週末の試合に何らかの形で出場すると予想していた。陣営として我々は、彼の将来についてチェルシーと常に前向きな対話をしてきた。だから、状況を明確にさせたい」などとの声明を試合直前に発表した。この声明が批判を浴びている。

元リヴァプールDFジェイミー・キャラガーは、選手としても人としてもスターリングの大ファンだとしつつ、馬鹿げた声明であり、必要ないものだったとSNS上で指摘。

かつてスターリングとリヴァプールでともにプレーしたダニエル・スタリッジも、彼はチェルシーでメンバー入りできる選手だとしつつ、試合当日の声明発表には同意できないと述べていた。

また、元イングランド代表DFマイカ・リチャーズはこう語っている。

「ラヒームと彼の陣営は、自分たちがしていることをよく分かっている。彼らは騒ぎを起こそうとしている。チェルシーは周囲が騒がしい。試合前にあの声明を出すのはよくない。

チームメイトのためにならないし、彼がチームに戻ることにもならないだろう。彼は監督を罵倒し、チームメイトたちを失望させた。それが問題だ。彼はもっといい選手のはずだ」

さらに、元リヴァプールのジェイミー・レドナップも「（あの声明は）完全なゴミ」と断罪していた。