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フォロワー1360万人 チェ・ジョンヒョプの相手役でも注目の美女キム・ソヒョンとは?25歳で芸歴約16年の若きベテラン<偶然かな。>

  • 2024.8.20
「偶然かな。」キム・ソヒョン演じるホンジュ (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.
「偶然かな。」キム・ソヒョン演じるホンジュ (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.

【写真】チェ・ジョンヒョプ&キム・ソヒョンの身長差にキュン!“現役感”あふれる高校制服姿

ドラマ「偶然かな。」でチェ・ジョンヒョプとピュアなラブストーリーを繰り広げたキム・ソヒョン。「恋するアプリ Love Alarm」シリーズ(2019、2021年)や「王女ピョンガン 川に浮かぶ月」(2021年)などでも知られる彼女は、子役出身で芸歴は既に約16年だという。特に時代劇でのヒット作が多く、“時代劇の女王”とも呼ばれている。その一方で、「偶然かな。」では恋にいちずな女子高校生を演じ、キュートな制服姿も好感を集めた。時代劇から現代のラブストーリーまで幅広く演じ視聴者に愛される女優キム・ソヒョンの魅力に迫る。(以下、作品のネタバレを含みます)

「天性の演技力」スタッフも絶賛の“天才子役”時代

1999年6月4日に生まれたソヒョンは、9歳から子役として活躍。最高視聴率46.1%を記録した人気時代劇「太陽を抱く月」(2012年)では、ユン・ボギョン(キム・ミンソ)の少女時代を好演した。メインキャスト4人の少年・少女時代を演じたソヒョンとヨ・ジング、キム・ユジョン、イ・ミノ(現在はイ・テリとして活動)の演技は当時、視聴者から「子役の演技が上手で目が離せなかった」の声が上がったほどで、その年の「MBC演技大賞」ではソヒョンもジング、ユジョンと共に子役演技賞を獲得した。

その後も、コンスタントにドラマに出演してきた。満14歳の年には「IRIS2」(2013年)にチ・スヨン(イ・ダヘ)の少女期としてサプライズ出演。「リセット」(2014年)ではデビュー後初の一人二役に挑戦し、制作スタッフが「撮影に入ると同時にすぐに涙を流す天性の演技力で、配役に対する理解度と感情没入度がとても高い」と驚くほどの才能を発揮した。

満16歳の年には、スターの登竜門と言われるドラマ「学校」シリーズ第6弾「恋するジェネレーション」(2015年)に主演。名門私立の“クイーン女子”と児童施設で育った平凡な高校生の二役を務め、「KBS演技大賞」新人賞を受賞するなど高い評価を受けて、その実力をあらためて証明した。

チャン・ドンユンと“ベストカップル賞”受賞

まだ20代半ばながら十分な経験と実力を持つソヒョンは、とりわけ時代劇のジャンルで何度もヒット作を生み出してきた“時代劇の女王”でもある。

「仮面の王 イ・ソン」(2017年)では、仮面を被って生きる孤高の世子イ・ソンと結ばれる女性カウンを演じ、「MBC演技大賞」人気賞を獲得した。そして満20歳時の主演作「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(2019年)では、王道のラブコメ演技に挑戦。共に主演を務めたチャン・ドンユンと、熱愛説がささやかれるほどのコンビネーションを見せて「KBS演技大賞」ベストカップル賞に輝いた。特別出演した「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2017年)での麗しい韓服姿も記憶に新しい。

10年後も変わらずキュートなイ・ホンジュ(キム・ソヒョン) (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.
10年後も変わらずキュートなイ・ホンジュ(キム・ソヒョン) (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.

2021年の主演ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、そんなソヒョンの人気・実力をあらためて証明した作品。22歳となった彼女が凛とした主人公ピョンガン、記憶を失った女性カジン、ピョンガンの母という“一人三役”を見事に演じ分け、初の本格アクションも披露した。この年の「KBS演技大賞」では、人気賞&ベストカップル賞(相手役ナ・イヌと)を受賞しただけでなく司会でも存在感を発揮した。

小学生時代から培ってきた豊かな才能と経験を生かし、時に可憐な清純ヒロイン、時に凛とした王族の女性…と、作品ごとに異なるキャラクターを確実にものにして視聴者に愛される人物へと昇華させ、数々のヒット作を生み出してきたのが女優キム・ソヒョンなのだ。

「偶然かな。」では愛嬌たっぷりなヒロインを好演

もちろん、現代劇での活躍ぶりは言うまでもない。ウェブ漫画をドラマ化した「恋するアプリ Love Alarm」シリーズでは、自分のことを好きな人が半径10メートル以内にいるとアラームが鳴るアプリ“Love Alarm”に翻弄(ほんろう)される主人公のキム・ジョジョをキュートに演じ、人気を不動のものにした。ソン・ガン、チョン・ガラムとの三角関係も、視聴者をときめかせた。

愛くるしい童顔フェイスに確かな演技力が加わって、時代劇、現代劇を問わず幅広い活躍を見せてきたソヒョンが最新作「偶然かな。」で演じたのは、愛嬌たっぷりで真っすぐなヒロイン、イ・ホンジュ。主人公カン・フヨン(チェ・ジョンヒョプ)は、初恋の相手であるホンジュに10年ぶりに再会し、胸の奥にくすぶっていた思いを再燃させていく。

高校時代はフヨンの思いに気付くどころか、親友のラブレターを渡しに行っていたホンジュ。だが10年の時を経て再会後、高校時代とは別人のように思いをぶつけてくるフヨンにときめいてしまう自分を止めることができない。胸に湧き上がってくる何とも言えない感情に戸惑いながらも必死に平静を保とうとするホンジュを、ソヒョンが視線の動きやセリフ回しで繊細に表現している。

「2人のデートシーンだけの1エピソードください」の声

印象的なのが、それまでごまかしてきたフヨンへの気持ちを初めて口に出す5話のシーン。フヨンをしっかり見つめて「アメリカに行かないで」と率直に伝え、初めて自分から唇を重ねるロマンチックな場面だが、恥じらうでも涙ぐむでもほほ笑むでもなく、ただ真っすぐに自分の思いをぶつける姿がかえってリアルで、10年というフヨンの長い初恋にも負けないホンジュの本気の思いが痛いほど伝わってくる。

一転、両思いになってからのフヨンとホンジュのラブラブぶりはピュアでかわいらしく、視聴者からも「2人のデートシーンだけの1エピソードください」の声も上がったほど。演技とは思えないカラオケデートや、軽口をたたき合う2人の同級生らしい空気感も心地いい。

キュートなルックスと作品ごとに繊細な表現で見せる強さ、優しさ、可憐さといったキャラクターに魅了され、世間の注目も増す一方。公式Instagramのフォロワーは1369万人で、寄せられるコメントも英語のものが多く、海外からのファンも多いことがうかがえる。

多数のヒット作を抱えるベテラン俳優となったように見えても、まだ25歳。今後はどんな作品で、どんなキャラクターとして新たな顔を見せてくれるのか興味は尽きない。

「偶然かな。」は、ディズニープラスのスターで全話独占配信中。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

「然かな。」ポスタービジュアル (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.
「然かな。」ポスタービジュアル (C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.
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