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豊胸手術しても授乳できる?母乳への影響は?卒乳後の注意点や手術の病院選び

  • 2024.8.20
mamagirl

豊胸手術を受けてバストのコンプレックスを改善したいけれど「授乳に影響がないかが心配」と手術後の母乳への影響を心配している方もいるでしょう。本記事では、豊胸手術をしていても授乳や母乳に影響しないのか、また、実際に豊胸手術をする医師やクリニックの選び方について解説します。卒乳後に豊胸手術を受けるメリットなども必見です!

豊胸手術をしていても授乳はできる?影響は?
出典: PIXTA ※画像はイメージです

「Yahoo!知恵袋」などの口コミサイトでも「豊胸手術しても母乳出る?」「完全母乳で育てられる?」など、豊胸が育児に影響しないか心配する声を目にします。基本的に豊胸が母乳や授乳に影響することはありません。母乳は乳腺で作られますが、豊胸手術では、乳腺や母乳を乳頭まで運ぶ管である乳管内にもふれることがないからです。
ただし、豊胸手術の種類によっては授乳に影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。

出典:THE CLINIC(ザクリニック)|豊胸後の授乳は可能?気になる妊娠・出産への影響
出典:クリニックビューティー恵比寿|豊胸手術をしたら授乳ができない?豊胸手術と授乳の関係について

【アクアフィリング豊胸】は母乳に悪影響が出る可能性も!
出典:PIXTA ※画像はイメージです

「アクアフィリング豊胸」とは、乳腺組織の真下にアクアフィリングという注入剤を入れて大きくする豊胸手術のこと。アクアフィリングは水分98%、ポリアミド2%という成分で作られています。バスト内へ注射器で注入する方法なので、比較的安価でバストアップできる手術方法です。
しかし、アクアフィリング自体がやわらかい素材ということもあり、手術で注入した場所から違う場所へ移動してしまうリスクは否めません。アクアフィリングが乳腺まで広がってしまうと、母乳に混入してしまう恐れも!アクアフィリング自体は3年から5年ほどで体に吸収されるとされていますが、半永久的に体内に残ってしまうこともあります。

アクアフィリングを除去したいときは、生理食塩水を使って溶解しますが、それでも除去できない場合は注射器で吸い出す処置が施されます。

出典:城本クリニック|アクアフィリング豊胸の危険性やトラブルとは?除去は行えるのかなど詳しく解説します
出典:BUST CLINIC(バストクリニック)|アクアフィリング除去
出典:クリニックビューティー恵比寿| 豊胸手術をしたら授乳ができない?豊胸手術と授乳の関係について

【シリコンバッグ豊胸】は授乳前に除去する方が多い?
出典:PIXTA

「シリコンバッグ豊胸」は、生理食塩水かシリコンジェルがパックされたものを胸部分に挿入する方法。シリコンバッグ豊胸で乳腺の組織が傷つくことはなく、授乳自体には影響はないとされています。
とはいえ、授乳前にシリコンバッグを除去するケースが多いそう。なぜなら、挿入したシリコンバッグの周囲で炎症が起こり、形成された皮膜が厚くなってシリコンバッグが破損する可能性もあるからです。
また、妊娠期や授乳期には乳腺が発達して、胸の張りを感じやすくなります。シリコンバッグを挿入していると胸の皮膚に余裕がなくなり、胸の張りがかなり痛い場合も…。シリコンバッグで乳腺が圧迫されることにより、乳腺炎を発症する可能性も否定できません。
加えて、シリコンバッグ豊胸後は乳がん検診のマンモグラフィー検査が基本的に受けられません。検査を避けることで乳がんリスクが上がることを不安に感じる人も多いようです。

出典:THE CLINIC(ザクリニック)|豊胸後の授乳は可能?気になる妊娠・出産への影響
出典:城本クリニック|人工乳腺法(シリコンバッグ)
出典:アマソラクリニック|シリコンバッグ挿入の豊胸手術とは?ダウンタイムや痛みについて解説

授乳中に豊胸手術はできない!その理由とは
出典:PIXTA ※画像はイメージです

授乳中に豊胸手術を受けることは基本的にできません。授乳中のママが「豊胸やめた方がいい」と言われている理由を解説します。

・身体的な負担が大きいため

妊娠したら、女性の体は大きく変化していきます。妊娠期〜授乳期は少しの刺激でも体に負担がかかり、影響を及ぼしてしまう可能性が高いとされています。そのため、多くのクリニックでは、授乳中の豊胸手術の受け入れをしていないようです。

・そもそも授乳期はバストサイズが2カップほどアップ

授乳期は母乳を作り出すために女性ホルモンの分泌が増加。乳腺に血液が蓄えられる状態となり、バストが2サイズほどアップします。卒乳までバストサイズは変化し続けるので、どれくらいサイズアップをしたらいいのか判断が難しくなってしまうのです。

卒乳後のバストは垂れる…豊胸手術を受けるのもあり
出典:PIXTA

卒乳後は女性ホルモンの分泌が減り、胸にハリがなくなります。授乳中に胸が膨らんだことで皮膚が伸び、胸の垂れが目立ってしまうことも。一方、胸の皮膚が伸びて垂れ乳になったことで、豊胸手術で脂肪を注入できるスペースができたともいえます。
産後の垂れた胸に膨らみやハリを戻すために、豊胸手術を受けるのもあり。授乳後に胸が垂れるのを気にしている人や、産後の胸を大きくしたい人は、卒乳後の豊胸を検討しましょう。

授乳後の豊胸手術の注意点とは?
出典:PIXTA ※画像はイメージです

ここからは、授乳後に豊胸手術を受けるときの注意点をチェックしていきます。

<授乳後の豊胸手術の注意点>

ダウンタイムは1週間程度

技術者のスキルによっては炎症を引き起こすこともある

手術当日は準備を抜かりなく

術後に後悔しないために、しっかり確認しておきましょう。

・ダウンタイムは1週間程度

ダウンタイムとは、美容手術を行ってから体が回復するまでの期間のこと。豊胸手術をした場合、術後の腫れや痛みは1週間程度続きます。また、ダウンタイム中はある程度行動の制限があることを覚えておきましょう。

・技術者のスキルによっては炎症を引き起こすこともある
出典:PIXTA

豊胸手術は、クリニックによって手術方法や使用する注入物の種類が異なります。さらに、技術者のスキルもさまざま。技術者のスキルが不十分だと、手術した胸が炎症や胸の組織の破損、感染症などを引き起こしてしまうかもしれません。

・手術当日は準備を抜かりなく

手術の当日は体の自由が利かないことを想定しておきましょう。血行が良くなると、手術の傷跡が痛んだり腫れたりしてしまうので、体を使う仕事や胸のマッサージは控えます。また、豊胸手術を受けたことを家族に知られたくない場合は、術前に家事を万全に整えておくと安心です。

卒乳後に豊胸手術するなら!良い医師・クリニックの選び方
出典:PIXTA

安心して豊胸手術をするために、医師やクリニックをどのように選んだらいいのでしょうか。

<良い医師・クリニックを選ぶ方法>

豊胸手術の実績が多いかチェック

使用している薬剤の取り扱いなどが明確か確認する

値段が安いだけで選ばない

以下で詳しく解説していきます。

・豊胸手術の実績が多いかチェック

授乳後の豊胸症例を数多く経験している医師は、技術も高いといえます。卒乳後のバストを豊胸した症例の写真や、豊胸手術について医師がブログに綴っているクリニックもあるので、実績をチェックしておきましょう。

・使用している薬剤の取り扱いなどが明確か確認する

豊胸手術の注入治療で使われるヒアルロン酸などが、正規ルートで仕入れられているものなのかチェック。薬剤などを適切に管理しているかどうか、きちんと情報発信している医師やクリニックを選びましょう。

・値段が安いだけで選ばない

手術費用が安いという理由だけで、豊胸手術を行う医師やクリニックを選ぶと危険です。しっかり理想のバストデザインや悩みを聞いた上で、適切な豊胸法を提案してくれる医師を選択するのが良いでしょう。

豊胸手術していても基本は授乳が可能!気になるなら卒乳後の豊胸もあり

基本的に豊胸手術をしていても、授乳・母乳は可能です。しかし、豊胸の種類によってはリスクがあるので、使われる薬剤や手術法についてしっかり理解しておきましょう。また、授乳中に豊胸手術はできません。垂れ乳や胸のしぼみが気になる場合は、産後の授乳期を終えてから豊胸手術を検討してみてくださいね。

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