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せめて排卵日だけでも…《夫婦のセックスレス》当事者の嘆き、深刻か… マンネリ解消は不可能?

  • 2024.8.19

仲良いけど…“レス”です

《夫婦のセックスレス》レス夫婦の嘆き
《夫婦のセックスレス》レス夫婦の嘆き

セックスレスはもはや日本の社会問題と言っても過言ではないかもしれません。レスを題材とした“不倫ドラマ”が流行したのも、それだけ世間の注目度が高いことの傍証と言えそうです。SNSにも深刻な悩みや愚痴を吐露する投稿が……。改善の余地はあるのか、世間の声を参照しながら紹介していきます。

X(旧ツイッター)の投稿では、#セックスレスとともに「夫婦にしかできないことが夫婦になるとできなくなっちゃうんだろう不思議すぎ」「じゃあせめて排卵日付近だけでも」「妻、動きません」「不倫は悪です」「しぶしぶ頑張ってする」「レスられにどう対処するか?」といった胸の内がつぶやかれていました。中には子どもを授かりたいという思いを抱く一方、パートナーとのレスによるもどかしい心情を打ち明けている人もいました。

IT事業を展開する「レゾンデートル」が2023年10月23日〜25日、20~59歳の既婚男女4000人を対象に行った「夫婦のセックスレスに関する実態調査」では、68.2%が配偶者とセックスレス傾向にあることが判明しています。そのうち完全なセックスレスと回答した割合は43.9%でした。男女の割合でいくとどちらがよりセックスレスと感じるかについては、男性が46%、女性が41.7%となり、男性の方が“配偶者との性的接触が足りない”と感じる割合が高い傾向にあることが分かりました。

セックスレス=不仲? 意外とそうでもないらしい!?

次にセックスレスの傾向がある夫婦とない夫婦で、仲の良さに影響が出るのかを見ていくと、セックスレスではない夫婦の場合「良い・やや良い」66%、セックスレスの夫婦の場合「良い・やや良い」57.2%でした。数字でみるとレスでない夫婦の方が高い結果でしたが、レスの夫婦も半数以上が良いと回答していました。意外に“セックスレス傾向でも夫婦仲が良い”と答える人が多くいることが判明しました。

人によるので一概にとは言えませんが、結婚に至ったということは相手に対して人間的な魅力に引かれた部分もあると思います。その結果がこのアンケートの数字にも出ているように見受け取れます。ただ、パートナーに異性としての魅力を感じていない……。そういったムードに至らないのが問題点。

上記のように仲が良いパターンの場合は、相手のことを人としては受け入れていることになるので、よほどのことが無い限り拒絶反応を示すことはないはずです。この結果を踏まえて、セックスレス改善のためにはどんなことができるのか……。日常の中でできることを上げるとしたら、軽めのスキンシップを取り入れる、相手の好みをリサーチしイメージチェンジをしてみる、香りで相手を引きつける、だらしない姿を見せない努力をするといったように、目に見える変化“身だしなみ”を意識することは大切になってくるでしょう。“行動の変化”を上げるなら、非日常感を演出できる旅行や遠出をするのもいいでしょう。子どもがいて難しい人は、ホテルステイなどを通して生活感が薄れる場所に足を運んでみるといいかもしれません。日常=マンネリから少し離れることで、相手の新たな一面を見る機会が増えてパートナーに対する興味がわく機会につながるかもしれません。できることから少しずつ歩み寄って性生活の改善につなげていけるといいですね。

(LASISA編集部)

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