＜地域のゴミ問題＞あわやご近所トラブル！？ゴミの集積所が決まらずモヤモヤ → 話し合った結果？

地域によってゴミの収集方法に多少の違いはあると思いますが、数軒分のゴミを1つの集積所に集め、収集車に持って行ってもらうのが一般的ではないでしょうか。
新たに集積所を作るとなると、難しい問題があるようで……。
これは筆者の知人女性から聞いた体験談です。

集積所が使えなくなる！

我が家が使える集積所は歩いて1分もかからない所にありました。
その集積場はボックスやネットをかけるタイプではなく、4m幅の生活道路沿いの一カ所に置くものです。

最初の数年間は問題なく使用していたのですが、近所に住宅が増えるにつれてゴミの量も増えていきました。
やがて集積場に積み上げられたゴミが崩れ、道路にはみ出してしまうようになったのです。

車の通行の妨げになるので、集積所を数軒ずつ別の場所に作って欲しいと町会から知らせが回りました。

新しい集積所が決まらない！

その時地区当番だった私が、近隣の数軒分の新しい集積場作りに奔走しなければならなくなりました。

数軒分のゴミを置けそうなスペースがあるお家にお願いしたのですが、ニオイや汚れを考えたら絶対に嫌だとのこと。

我が家の前も考えたのですが、敷地の形の関係で数軒分のゴミを家の前に置いてしまうと、収集車が来るまで我が家の車を出せないことになってしまうので、引き受けるのは難しいのです。

新しい集積場が決まらないまま、集積所の使用期限日が近づいてきました。

ゴミ問題がご近所トラブルのもとに、、、

みんなで話し合った結果、隣り合う2軒で1つの集積所を作ることになりました。

ゴミ集積所の設置申請に役所に行った時、担当者にこのように言われました。

「今は集積所の設置でもめて、ご近所トラブルに発展することが多い。中には傷害事件に発展することもありとても難しい問題である。トラブルなく話がまとまって良かったですね」

昨今はトラブル回避のために1軒ずつ個別回収する地区もあり、清掃職員の負担が増えていると話していました。

自分の家の前を汚したくない気持ちもわかります。ですが、それが傷害事件に発展するようなご近所トラブルの原因になるとは驚きでした。ゴミ問題の難しさを感じた出来事でした。

【体験者：60代・専業主婦、回答時期：2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。