シタ夫「1人でがんばる彼女を支えてあげたい」私「はぁ？」毎日ワンオペの妻に言うことかよ？！

1人で子育てのすべてを担うことを【ワンオペ育児】と言ったりしますが、やっぱりパートナーの協力がないのは大変なものですよね。今回はワンオペで頑張る友人から聞いた予想外の出来事をお届けします。

ワンオペで疲弊する日々

私は3歳と5歳の息子たちを育てています。夫は仕事が激務のため、毎晩帰宅は深夜。休日出勤も多く、育児にはほとんど関わりません。
パートで働きつつワンオペでヤンチャ盛りの息子たちを育てる日々で、毎日息をつく暇もないほどの忙しさ。
しかし、「夫も仕事を頑張っているんだから」と自分に言い聞かせ、必死で耐えていました。

ある日、出先で見かけたのは

ある土曜日、夫が休日出勤でいないのもあり、息子たちは暇そうにしていました。
かわいそうに思った私は、息子たちを連れて大きめのキッズスペースがあるショッピングモールに出掛けることに。

ところがそのショッピングモールで、会社にいるはずの夫を目撃してしまいます。しかも、見知らぬ女性と幼い女の子と3人で親しそうに歩いているではありませんか！

私は息子たちにバレないようにごまかしながら、慌ててショッピングモールを後にしました。

私にそれ言う？！

夜、帰宅した夫を問い詰めると、休日出勤というのは嘘で、1年ほど前から今日の女性と不倫していたとのこと……！ しかも、相手の女性も既婚者でまさかのW不倫というから驚きです。

「自分が何してるのか分かってるの？！」と激怒する私に、夫は「でも彼女は旦那が単身赴任で、毎日ワンオペで大変なんだ。少しでも支えてあげたくて」とありえないことを言ってきました。

思わず私が「あなたが仕事をしているあいだも、不倫しているあいだも、ワンオペで子育てしている私にそれを言うの？！」と声を荒げると、そこでやっと夫もハッとしたようで、謝罪してきました。

もうあなたの助けはいりません

夫には「息子たちと離れたくない、反省するから考え直してほしい」と言われましたが、もう私の心は完全に夫から離れてしまっていました。
不倫相手が大変なのを見て優しくしたかったのかもしれませんが、近くにいる妻が1番つらいときに助けてくれないパートナーなんて、パートナーとは言えませんよね。

結局、慰謝料を請求し半年後に離婚。現在夫は不倫相手の旦那から裁判を起こされそうになっているそうです。

【体験者：30代・女性パート、回答時期：2024年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。