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和歌嫌いをきっかけに意気投合!? 「枕草子」の作者・清少納言と能書家・藤原行成の出会い/超訳百人一首 うた恋い。3⑪

  • 2024.8.19

『新版 超訳百人一首 うた恋い。3』(杉田圭:漫画、渡部泰明:監修/KADOKAWA)第11回【全16回】在原業平、紫式部、藤原定家――。古の人々により紡がれた31文字の和歌。そこには、遥か昔の世界で起きたドラマチックな恋愛劇を表したものも少なくありません。紫式部を主人公に描く大河ドラマ「光る君へ」でも数々の和歌が物語に彩りを添えています。その美しい言葉の中に込められた先人たちの喜びや悲しみとは? 百人一首の和歌から歌人たちの恋と人生をひもとく名作『超訳百人一首 うた恋い。』(1~4巻)を、好評につき再掲載でお届けします。雅な世界観で繰り広げられる先代たちの恋模様をご堪能ください。

プロローグ

藤原行成(ふじわらのゆきなり) 三蹟の一人として名を残す能書家。美男で評判だった50番の作者藤原義孝の息子。

藤原斉信(ふじわらのただのぶ) 一条天皇の時代に、藤原行成・藤原公任・源俊賢とともに活躍し、四納言と呼ばれた。

清少納言(せいしょうなごん) 中古三十六歌仙の一人。一条天皇の中宮定子に仕えた。日本三大随筆の一つと称される『枕草子』の作者。

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