「未開封でも冷蔵庫に」連日の猛暑でマルコメが「味噌の正しい保存方法」をアドバイス

2024年8月16日、食品メーカーのマルコメ（@marukome_family）X公式アカウントが投稿した味噌に関する「大切なお知らせ」が話題だ。

みそがお家にある皆さまへ 大切なお知らせです。 https://t.co/L6bOk0SmAK

— マルコメ【公式】 (@marukome_family) 2024年8月16日

投稿に添付された1枚の画像には、夏の猛暑で「弊社より旅立ったみそ達が夏バテしていないか心配」として、味噌の正しい保存方法をアドバイス。味噌は暑さが大変苦手ということで、たとえ未開封だったとしても常温保存ではなく「冷蔵庫や冷凍庫という涼しいお部屋へお引越しをお願い申し上げます」と伝えている。

また、意外と知られていないポイントとして「即席みそも冷蔵保存が望ましい」ともあり、Xユーザーからは「な、なんだってぇ」「即席はスルーしてた！ナイスアナウンスです」などと驚きの声が上がっていた。

マルコメの公式サイトでは冷蔵・冷凍保存をすすめる理由について、味噌は時間の経過と温度の影響を受けて色が「褐変（かっぺん。濃い茶色に変色すること）」してしまい、味も変化してしまう点を挙げている。原料であるお米が分解された『糖』と、大豆が分解されてできる『タンパク質・アミノ酸』が反応して起こるのだという。

さらに、味噌を長持ちさせるポイントとして、次の2点を心がけるようにと助言していた。

1. 味噌のおいしさを保つため、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保管しましょう。（味噌は冷凍庫でも凍らない）
2. 開封後は味噌の表面の乾きと酸化を防止するため、ラップでぴったりとおおって空気に触れないようにしましょう。
出典:Togetterオリジナル

ちなみに、高温によって「褐変」してしまった味噌は、風味に影響を及ぼすものの「健康を害することはありません」という。マルコメの公式サイトでは、褐変した味噌を美味しく食べるためのレシピも紹介している。

連日の猛暑は、味噌も熱中症（意味は違うが）になりやすい様子。おいしく乗り切るために参考にしたい。

文：トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集：Togetterオリジナル編集部