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Xでバズってた「大根みたいに硬い桃」食べてみたらおどろきの食感と味だった

  • 2024.8.22

Togetterオリジナル編集部のふ凡社です。

「大根みたいに硬い桃がある」という話がX(Twitter)で注目を集めていた。「おどろき」という変わった名前の品種で、主に山形県、青森県、長野県などで栽培されているらしい。

食べたことがある人からは「この品種大好きなんだあ サクッサクッと噛むたびにいい音がなって」「大根とりんごの間みたいな食感」「けっこう甘いんだけど、甘い食べ物の食感じゃないので脳がバグる」といった感想が出ている。なんだそれ、めちゃくちゃ気になる。

「でもそんな品種聞いたことが無いし、入手するの大変そうだな…」と思って探してみたところ、Amazonで普通に売っていた。Amazonすごいな。

「バリ硬」を推している(画像はAmazon.co.jpより) 出典:Togetterオリジナル

さっそく買って、食べてみた。

丸かじりで豪快にいこう

私が買った「おどろき」は、2kg入りで4320円だった。届いたものがこちら。

デカい!重い! 出典:Togetterオリジナル

ずっしりと重たい大ぶりの桃が6個入っている。手に取って軽く指で押してみると、指がしっかりと押し返された。確かに、一般的な桃と比べるとかなり硬そうだ。

そういえば、これまで桃を1玉買って食べたことがない。「どうやって切るんだろうな」と思って調べてみたところ、山形県のJAの紹介記事には「きれいに洗って、皮ごと丸かじりすると美味しい」と書いてあった。

桃を丸かじり…そんな孫悟空みたいに…!?

仙桃のモデルは「蟠桃」という平たい桃らしい 出典:Togetterオリジナル

子どもの時、「西遊記」を読んで孫悟空が「仙桃」を食べまくるシーンに憧れたことを思い出した。「おどろき」は硬い品種なので皮ごと食べやすく、また皮と実の間に旨味と栄養が詰まっているそうだ。

「おどろき」には産毛があるので、気になる人は水で洗う際に指で少し擦って落とすと良い。

しかし立派なサイズだな 出典:Togetterオリジナル

いざ実食。人生初、桃の丸かじりにチャレンジだ。がぶりと行く。

歯が怯む硬さ 出典:Togetterオリジナル

本当だ!硬っっっった!!!!

かじった瞬間、前歯がその硬さにやや怯むくらいには硬い。食感は確かに生の大根を食べた時と同じくらいで、シャクシャクと小気味良い音が響く。

甘さや香りは一般的な桃に比べるとわりと控え目で、淡い甘さに始まり、種に近づくほどに酸味が強くなっていく。さっぱりとした爽やかな食べ応え。これまでの桃のイメージががらりと変わる面白い果実だ。

果肉は淡い桃色 出典:Togetterオリジナル

丸かじりでもしっかり美味しいが、先述のように部位によって甘さと酸味のバランスがかわるので、個人的には普通にくし形に切ってから食べる方が食べやすかった。

断面からして「硬さ」を感じる 出典:Togetterオリジナル

おどろきの旬は8月下旬から9月中頃までだという。気になる人は、買って試してみては。

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