窓ガラスを透明なキャンバスとして空間を彩る。YOSHIROTTENがパブリックアート第2弾〈光色の窓/Prism Window〉を発表

現在、「Otemachi One（オオテマチ ワン）」では、幅広い領域を超えて活躍するYOSHIROTTEN（ヨシロットン）によるパブリックアートのシリーズ作品〈RING PARK〉を展開中だ。

YOSHIROTTENはここで、年間に3回パブリックアート作品を発表する。シリーズを通したコンセプトは、大手町の「O」をモチーフにした〈RING PARK Graphic〉。4つの「O」の重なり合いは、大手町に集まる人々が出会い交差しつながる様子、そして変わりゆく季節などを表現する。

7月5日（金）までは、その第1弾となる〈“休息の庭” Laid Back Garden〉が展示され、人々の憩いと交流の場所となった。座ったり、喋ったり、寝そべったり自由に触り過ごすことのできる体験型の作品として、そこに集い交流する人々の景色を切り取るフレームにもなるモニュメント作品だ。

その第2弾となる〈光色の窓/Prism Window〉が、9月2日（月）から公開される。本作は、YOSHIROTTENにとっても過去最大サイズである35m×9mのグラフィック作品を含む連作。巨大な窓ガラスを透明なキャンバスのように活用し、あらゆる光や波長が動き重なる様子を表現。 館内を自然光とともに鮮やかに彩る。

〈光色の窓/Prism Window〉は、12月25日（水）まで、主にOtemachi One 1Fオフィスロビーで展開される。

Otemachi One Public Art by YOSHIROTTEN RING PARK season2〈光色の窓 / Prism Window〉

開催期間／9月2日（月）〜12月25日（水）

会場／Otemachi One 東京都千代田区大手町 1丁目 2 - 1 Otemachi One 1F 堀口珈琲前 オフィスロビー（大手町駅C4、C5出口直結）

入場／無料

https://otemachi-one.com/

Text: Aya Hasegawa