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1枚500円?安すぎると思うけれど「タダで描きたいくらい」

  • 2024.8.19

田舎の八百屋に嫁ぎ、これまで夫と姑の言うことに従ってきたユメさん。しかし、はっきり自分の意見を言うコースケとの出会いで「自分の人生を生きたい」と思うようになります。そんなある日、コースケの提案でユメさんは似顔絵を描くことに。初日は、お店の前に大行列ができるほどの盛況っぷりで、お店の売り上げにも貢献します。翌日、コースケが話を聞きに来て…。イルカさんの描く『私、逃げました』第74話ごらんください。

やはり、コースケの目から見ても、500円という金額は安すぎたようです。ユメさんは、自分のやりたいことをやらせてもらってるという意識が強いですよね。そのためお客さんに対しても“描かせてもらっている”というスタイルでやっています。

それが、ユメさんのいいところでもありますが、今後も続けていくことを考えると、コースケの言う通りどこかで見直さないといけない問題ですね。

夫や義母の言いなりだった主婦が、自分らしく生きるために奮闘する話

このお話は田舎の八百屋に嫁いだ主人公・ユメが、自分の生き方を変えていくお話。結婚・出産し、家族で八百屋の仕事をする日々。夫や義母の言いなりになり、我慢を続ける生活に、ユメさんはモヤモヤを抱えていました。

そんなときに何気なく始めたチラシに絵を描く仕事がきっかけで、ユメさんの考えは変わっていきます。ユメさんの絵はいつの間にか口コミで広がり、八百屋の仕事の傍ら、お客さんの似顔絵を描く仕事まで始めることになったのです。周囲に気をつかい、受け身になりがちだったユメさんは次第に「自分らしく生きたい」と考えるようになり、徐々に夫や義母にも自分の考えを言えるように。そして、そんなユメさんを応援する人もいて、環境も変わりつつあります。

妻・母としての自分だけでなく「私」として生きたいと奮闘するユメさんを、読者として応援したくなる作品です。

著者:ママリ編集部

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