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「皆さんにお会いできたら嬉しい」志田千陽、インスタで来場呼びかけ 横浜で“凱旋試合” 渡辺勇大・東野有紗の「ワタガシ」はラストマッチ

  • 2024.8.19
女子バドミントンの志田千陽(右)・松山奈未組(C)Getty Images
SPREAD : 女子バドミントンの志田千陽(右)・松山奈未組(C)Getty Images

バドミントンの国際大会「ダイハツジャパンオープン(横浜アリーナ)」が20日からスタートする。パリ五輪・女子ダブルスで銅メダルを獲得した「シダマツ」こと志田千陽松山奈未組も参戦するが、志田は18日に自身のインスタグラムを更新し、「会場で皆さんにお会いできたら嬉しいです」と来場を呼びかけた。
同じく混合ダブルスで銅メダルに輝いた渡辺勇大東野有紗組は今大会が「ワタガシ」として挑む最後のゲームとなる。

■勝ち進めばパリ五輪・準決勝の再現も

志田は自身のインスタグラムに「来週から横浜アリーナで、ダイハツジャパンオープン2024が開幕されます 私達もオリンピック後、初めての試合です。会場で皆さんにお会いできたら嬉しいです 応援よろしくお願いします」とつづり、“凱旋試合”への来場を呼びかけた。
勝ち進めば、パリ五輪・女子ダブルス準決勝で敗れたタン・ニン・リュウ・シァンシュ組(中国)と決勝で対戦する可能性もあり、リベンジを果たす機会となるかもしれない。
「シダマツ」こと志田と松山は帰国後、取材対応や各所への挨拶などで多忙を極めており、コンディションに不安は残る。ただ、16日に熊本県庁と熊本市役所を訪れ、木村敬知事と大西一史市長にパリ五輪の結果を報告した際、志田は「これからもっともっとシダマツの良さを皆さんに知ってもらえたらうれしい。みなさんに楽しんでもらえるようなプレーができるように頑張りたい」と話していただけに、ジャパンオープンでの躍動にも期待がかかる。
また、今大会をもって混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗組は解散することが決まっており、「ワタガシ」のプレーを見るのはこれが最後となり、ファンにとっては見逃せないゲームとなる。

■田口真彩と人気を二分する宮崎友花が参戦

女子シングルスには、パリ五輪ベスト8の山口茜、大堀彩がそろって出場するほか、今夏のインターハイ女王の宮崎友花(柳井商工・3年)も名を連ねており、準々決勝で山口と対戦する可能性がある。
宮崎は次回ロサンゼルス五輪出場を狙える逸材で、1学年上の田口真彩(9月の全日本社会人選手権では渡辺と組み、混合ダブルスにエントリー)と同校で女子ダブルスを組んでいたことでも知られている。ちなみに、田口の「かわいさ」に注目が集まっているが、ファンの間では宮崎も同様にアイドル的人気を得ており、田口と二分する勢いだ。
見所満載のジャパンオープン。パリ五輪出場組の雄姿に加え、次代を担う若手有望株の活躍にも期待が集まっている。

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