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<新生児にヒヤリ>生後2週間でまさかの発熱「何かおかしい」→ 病院で【恐ろしい病気】が判明して!?

  • 2024.8.19

これは17年前に筆者が第一子を出産した時の話です。生後半年は免疫があり熱を出すこともないと聞いていたのに熱がある? どうしたらいいのか迷っているうちに我が子はぐったり……生後2週間で九死に一生を得た我が子の出来事です。

画像: <新生児にヒヤリ>生後2週間でまさかの発熱「何かおかしい」→ 病院で【恐ろしい病気】が判明して!?

新生児は免疫がある?

私が第一子を出産し、産院から我が子と退院しはじめての子育てが始まったばかりの頃のことです。
ちょうど生後2週間目の日、まだまだ不慣れながら赤ちゃんに授乳しようと抱き上げると、何だか少し体温が高い感じがしたので、検温してみると38度。

新生児期の赤ちゃんには生まれながらにして持っている免疫があるらしく、生後半年ほどは風邪をひいたり、熱を出すことはあまりないと聞いていました。

冬の寒い時期で室内の温度が高すぎたのかな? 服を着せすぎたせいかな? と思って、少し室温や服装を調整し様子を見ていました。

やっぱり何かおかしい!?

しばらく様子を見ていましたが、普段なら授乳後にはすぐにぐっすり眠るのに、この日は授乳しても抱っこしてもずっとグズグズ泣いて寝てくれませんでした。

そのうち、泣くのも疲れてぐったりした様子の我が子。
やっぱり何かいつもと違う! おかしいかも!? と思い、病院に行く前に出産でお世話になった訪問助産師さんに連絡をしたらすぐに家まで駆けつけてくれました。

赤ちゃんの様子と熱を見て、至急救急車を呼ぶように言われました。私はまだ産後2週間の療養期間中で、部屋着姿のままでしたが、なりふり構わずそのまま我が子を抱いて救急車に乗り込みました。

九死に一生を得た我が子

病院に着くと事前に助産師さんから連絡を受けた小児科医の先生が待機してくれていました。
オロオロするばかりの私に代わって、付き添ってくれた助産師さんが医師に状況を説明してくれ、急いでいろんな検査が始まりました。

結果、新生児での発症は命にもかかわることがある『細菌性髄膜炎』と判明し、我が子はその日から生死をさまようことに……。

幸い助産師さんと医師の素早い処置で、3日ほどで容体は落ち着き、命は助かりましたが、治療のためその後40日間も入院することになりました。

母親の勘を疑わずに迷わず病院へ!

新生児期の細菌性髄膜炎はとても珍しく診断も難しいため、対応が遅れると命にもかかわるし、大きな後遺症が残ることも多いそうです。

助産師さんと医師の賢明な判断のおかげで、退院後も後遺症が残ることなく元気に成長し、今では高校生になり部活動に励んでいます。

このときのことを振り返ってみて思うことは、誰よりも子どもの近くにいるのは母親です。その母の勘で何かいつもと違う、おかしいと思ったときは、迷わずにすぐに病院へ行くべきと反省した出来事でもありました。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2007年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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