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【シェフ脇屋の夏麺】手製の“生姜醤”でじんわり柔らかい辛味と甘味♡「生姜香る冷やしラーメン」作ろう♪

  • 2024.8.19

こうも暑い日が続くと、冷たい麺料理の需要が増えますよね~。わが家では、そうめん、そば、冷やし中華…と立て続けに食べまくったので、わたしの“冷たい麺料理レパートリー”はすでに底をつきました(苦笑)。そこで本日は、日本の中国料理界をけん引する脇屋友詞シェフが、自身のYouTubeチャンネルで紹介している「生姜香る冷やしラーメン」を作ってみることに。プロ直伝の冷やしラーメン、期待が高まります♪




脇屋友詞シェフの冷たい麺料理♪

上海料理を軸にした、体にやさしい料理が人気の脇屋友詞シェフ。そんなシェフが運営するYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、プロの味を家庭で手軽に再現出来るレシピや、家庭料理をグレードアップするコツを紹介しています。

本日はその中から、脇屋シェフの夏麺レシピ、「生姜香る冷やしラーメン」を作ります。使う食材は、中華麺 、きゅうり、みょうが、しょうがの4つだけ。しょうがは生で使うのではなく、熱々の油をかけて“生姜醤”にするところがポイントだそうです。

さっそく作ってみましょう。

シェフ脇屋の夏麺「生姜香る冷やしラーメン」の材料と作り方



【材料】1人分
中華麺…1玉 ※細麺がおすすめ
きゅうり…1/2本
みょうが…1個
和風だしの素(顆粒)…大さじ2
みりん…大さじ2
塩…少々
酢…大さじ3
湯…300~350ml

◆生姜醤
しょうが…100g
太白胡麻油orサラダ油…150g
塩…小さじ1

生姜醤は、けっこう多めに出来るようなので、分量を半分にして作ることに。生姜醤は冷ました後、煮沸した瓶に詰めて冷蔵庫で保存すれば、1週間~10日間ほどもつそうです。

太白胡麻油は、脇屋シェフがよく使う油で、ゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味が特徴のゴマ油。また、脇屋シェフは調味料を計量する際、計量スプーンではなく、カレー用のスプーンで計量していたので、わたしも同じようにカレー用のスプーンで計量しました。

【作り方】

1. 生姜醤を作ります。

皮を剥いてすりおろしたしょうがに、塩を加えて混ぜます。フライパンで180℃くらいに加熱した油を少しずつ注いで、よく混ぜ合わせます。





これで生姜醤の出来上がり。簡単です。



2. ボウルに和風だしの素と沸騰したお湯を入れて混ぜます。

さらに、塩、みりん、酢を加えて混ぜ、冷やします。味見をして、塩と酢でお好みの味に調えましょう。



3. 麺を表記の時間通りに茹でます。茹で上がったら流水で洗い、氷水で冷やして水気を切ります。

今回使用した麺の茹で時間は、1分30秒でした。





4. 器にスープを入れて麺を盛り付け、千切りしたきゅうりとみょうがをたっぷりのせ、生姜醤を適量かけて出来上がり。

脇屋シェフは、スープをたっぷり入れず、麺がギリギリ浸る程度の量を入れていたので、わたしもそうすることに。ちなみに分量通り作ると、スープは2人分くらいあります。





調理時間は、生姜醤の調理時間を含めて10分。爆速です。生姜醤を事前に作っておけば、5分ほどで出来ると思います。

…実は、生姜醤だけ前日に作っておいたので、今回は5分で完成。めちゃめちゃ簡単でした。

ですが、すりおろしたしょうがはポリフェノールが酸化することで茶色に変色しやすいらしく、ちょっと茶色くなってしまったのが残念。とは言え、食べても問題ないようなので、まぁOK。



今回、「明日使うから…」とラップをかけて冷蔵庫に入れておいたのですが、脇屋シェフがおっしゃるように、煮沸した瓶にすぐ詰めればよかったかなと思います。

では、いただきます!



おっ、ひんやり&さっぱり~♪夏にぴったりの冷やしラーメンです。しかも、上品な味。おいしいです。

和風だしの素、みりん、塩、酢を混ぜただけのスープですが、実に美味。だしの香りと旨味がふわっと広がり、酢の酸味で後味がさっぱりしています。そこに、生姜醤のオイルのコクが加わり、中華麺とよく合います。



手作り生姜醤は、とにかくまろやか。油のコクと甘味も感じます。生のしょうがのような鋭い辛味はなく、後からじんわりやって来る、やわらかい辛味。香りもツンとしない、やさしいしょうがの香りです。

この生姜醤を加えることで、味に厚みと奥行きが出て、ワンランク上の味わいになります。さすが、プロのレシピ。

そして、トッピングのきゅうりとみょうがもイイ感じ。シャキシャキした食感と瑞々しさがアクセントとなり、みょうが独特の風味は、夏らしさを感じさせてくれます。

ただ、ちょっと味が薄いような…。スープはけっこう強めに味付けする方がいいかも。

今回、スープが半分残っていたので、つけ麺やざるそばのように麺をスープにつけながら食べてみると…。

これが、実においしい!

ひと口分の麺にスープがたっぷり絡み、スープの味をダイレクトに感じられるのが◎。スープの味付けは何も変えていないのに、先ほどのように味が薄いとは感じません。ちょうどいい。われながら、すばらしい発見(笑)。

個人的には、スープと麺を一緒に盛り付けず、別盛りにして、つけ麺風に食べる方が好きでした。



脇屋シェフの「生姜香る冷やしラーメン」は、コクがありつつ、さっぱりした夏にぴったりの麺料理でした。今回のトッピングはきゅうりとみょうがでしたが、蒸し鶏やハムをのせてボリュームアップするのもアリとのこと。また、白こしょうを加えるのもおすすめだそうです。作ってみてはいかがでしょう。

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