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予約時間を過ぎても来ない常連客。キャンセル料を請求すると「がめついわね!」と怒られて!?

  • 2024.8.20

ネイルサロンや美容室、ホテルなどで、予約を当日や無断でキャンセルするとキャンセル料を請求されるのは珍しくありませんよね。しかし、なんとか理由をつけてキャンセル料を免れようとする人もいるといいます。今回はそんなキャンセル料をめぐるトラブルに巻き込まれた筆者の知人、Nさんから聞いたお話です。

画像: 予約時間を過ぎても来ない常連客。キャンセル料を請求すると「がめついわね!」と怒られて!?

経営しているネイルサロンで

Nさんは当時、ネイルサロンを経営しながら自分もネイリストとして接客をしていました。

スタッフが少ないため沢山のお客様の予約を入れることはできませんでしたが、それでも毎日予約でいっぱいになるほど人気のあるサロンです。

そんなNさんのお店では、当日キャンセルは予定施術料金の50%、連絡なしの無断キャンセルは100%のキャンセル料を次回に請求する旨を店内の張り紙やネット予約のページに明記していました。

しかしある日、いつもNさんが担当している常連客の女性が、予約の時間を過ぎても来店しませんでした。

「おかしいな、いつも時間通りに来られるのに……」
Nさんはその常連客の女性の身に何かあったのかと思い、電話をかけてみることにしました。

キャンセル料でゴネられて

「もしもし?」
常連客がいたって普通に電話に出たため、Nさんは「本日、ネイルのご予約を頂いていましたが…… 」と切り出しました。

「ああ! 忘れてたわー。他の日に変えてくれる?」
常連客の女性は全く悪びれることなくそう言い放ちました。
「当日キャンセルとなりますと、次回キャンセル料を頂戴しますね」
Nさんがキャンセル料を払ってもらうことを告げると、電話の向こうの様子が一変。

「キャンセル料とるつもり!? 私は常連なのに!」
と怒り出したのです。しかしお店のルールは最初に説明しているので、Nさんは丁重にキャンセル料について説明しました。

「常連客にキャンセル料を要求するなんてがめついわね! 上から物を言って失礼だし、そんなんじゃやっていけないわよ!」
そのまま電話を切られ、そのお客様は2度と来なくなったそうです。

その後もNさんは常連、初回に限らずキャンセル料はきちんと頂くようにしています。

うっかり忘れてしまうということもあると思いますが、予約を入れているということは、施術する人の時間をおさえているということです。もし無断でキャンセルをしてしまうと、その人の時間を無駄にしてしまうということを忘れないようにしましょう。

【体験者:30代・女性ネイリスト、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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