本当の自分に出会う週間タロット～No.8[力]・信じて奇跡を起こす人（逆位置）～【ハッピーを呼ぶタロット占い・第6回】

今週のカードはNo.8[力] 数秘における「8」とは？

「ハッピーを呼ぶタロット占い第6回」です。まず、今回も数秘で計算してみましょう。今日は2024年08月19日。この数字を、いったんバラバラにして合計します。

2＋0＋2＋4＋8＋1＋9＝26が出ました。大アルカナは21番までしか番号がありません。そこで、26もバラバラにして、2＋6＝8です。タロットカードのナンバー8は「力」です。第3回でも扱いました。そこで、「8の捉え方」と「力のカードを逆位置で見る」この2つの観点で占ってみようと思います。

このタロット占いでも、カードを選ぶ際に数秘の発想を取り入れています。そもそも数秘とは、数字を用いた占いのことで、一つひとつの数字には特別な意味があると考えます。

今回のタロットの番号は8です。数秘において8には、次のような意味があります。どれか一つピンとくるものをお選びください。A：動じない B：向上心C：人を導く D：甘え下手E：無限大 F：末広がりG：あふれる欲望

イラストを見て《3つの質問》に答えてください

「力」のイラストをご覧ください。擬人化すると「信じて奇跡を起こす人」です。では、ここで3つ質問をします。どれも直感でお答えください。

質問1．カードを見た第一印象は何ですか？

質問2．目に留まった個所はどこですか？

質問3．次の4つの言葉の中で、ピンときた言葉を選んでください。（1）バランスが崩れる（2）努力の放棄（3）心が試されるとき（4）力の過信

3つの質問に答えられましたか？では、「今週のスケジュールやイベント」「今あなたが抱えている悩みごと」をメモに書いてください。

質問1の「第一印象」や質問2の「目に留まった箇所」の補足です。正位置で見た場合とは、印象が異なる場合が多いです。目に留まる個所も同じです。このように、逆位置ならではの見え方・捉え方ができます。そこを、ぜひ見つけてください。そして、「何が正解」ではなく、「見えたもの」が今のあなたに必要なこと（メッセージ）です。このように、「見えたものを正解」と捉えてください。

力は「信じて奇跡を起こす人」

大アルカナの8番目のカード力。正位置で現れた場合は、困難を乗り越える姿、根気強く説得する姿を表します。

しかし、今回は逆位置です。暴走する獅子を無理やり力づくでコントロールをしても、かえって逆効果です。また、自分や相手を信じることができないときや、自分の弱さを見せたくないときなどに、逆位置で現れます。

落ち着いて、このカードをもう一度じっくり眺めてください。あなたに伝えたいメッセージに気づけることでしょう。

カードとの対話の方法

ここでカードと対話をしてみましょう。

（1）準備：椅子を2脚、用意します。椅子を適度な間隔で配置してください。

（2）「信じて奇跡を起こす人」への質問・問い掛け自分の座る椅子に座り、もう1つの椅子をご覧ください。そこには「信じて奇跡を起こす人」が逆位置で座っています。その姿をイメージしてください。

その人に、様々な質問をしてください。今週のスケジュールやイベントで気になること。今の悩み相談ごとなど。どのようなことでも大丈夫です。

次の質問もしてください。

1.数秘の8、どうしてこの言葉がピンときたの？2.先ほどの第一印象。どうして感じたの？3.目に留まった箇所。どうしてそこに目が留まったの？4.4つの言葉の中で、どうしてその言葉が気になったの？5.カードの登場人物、どんな表情しているの？

この他、あなたが気になること、聞いてみたいことなど、何でも自由に聞いてください。なお、質問に答えなくていいです。まだ、問い掛けの段階です。

（3）「信じて奇跡を起こす人」から返事をもらう相手の椅子に移動します（必ず移動してください。頭の中をリセットするためです）

イラストを再度ご覧ください。そして、同じポーズをイメージしてください（実際に逆さまにはなれませんから、イメージだけでOKです）

目の前の人（あなたのこと）から、先ほど幾つか質問がありました。その問い掛けに対する答えを考えてください。実際に口に出して目の前の人に伝えてください。

（4）椅子を交互に移動し答えを見つける 再度、元の椅子に戻ります。「信じて奇跡を起こす人」から返事がありました。その答えで納得できる場合はOK。そこで終了です。 もし、納得できない場合、上記の（2）と（3）を繰り返します。最終的な答えが出てこなくてもOK。言いたいことや聞きたいことを吐き出せれば、そこで終了です。

（5）再度カードを確認（ビフォー＆アフター）もう一度、タロットカードをご覧ください。

最初に見たときと、見え方の違いはありますか？ 例えば、色が鮮やかに見える。細かいところが見についた、などです。

最初の捉え方と、どこが異なるのか、なぜ異なるように見えたのでしょう？その理由を考えてください。※遠くや細かい点が見えた場合、それは視野がそれだけ広くなったからです。

もし、色が鮮やかに見えたのであれば、気持ちが軽くなったからです。

（6）正位置にして見る（逆位置との比較）カードを正位置にしてみました。

正位置の状態でご覧ください。 逆位置で見たときと、見え方の違いはありますか？

なぜ異なるように見えたのでしょう？その理由を考えてください。

（7）メッセージのエネルギー化このカードとの対話の中で、いろいろなことに気づいたと思います。その気づきを、あなたの日常生活に活かす方法を考えてください。それが、今週のあなたに必要なことや、悩みや相談ごとを解決するヒントになります。

ぜひ、実践してください。実際に取り組むことが、メッセージのエネルギー化に通じます。

さいごに

タロットカードは、出た位置のまま占うのが原則です。しかし私の場合、逆位置で出た場合、正位置との見え方の違いも確認しています。そこに、「なぜ今回は、逆位置なのか？」へのヒントが得られるからです。なお、逆位置がダメという意味ではありません。逆位置の場合、一般的にマイナスの解釈をするケースが多いです。しかし、それはあくまでも解釈です。事実ではありません。その解釈をどのように生かすのか？それが大事です。未来に起こりうることも同じです。あくまでも予測にすぎません。だったら、それを回避、予防することも可能ですよね。

♪次回は8月26日配信です♪「3枚のカード」で占います

（佐藤城人）