＜姑よ、話を聞いて！＞何度「いらない」と答えても買ってくる【暴走姑】→ ついに孫につっこまれ！？

人の話を聞かずに突っ走ってしまう人っていますよね。近くにそんな人がいると、巻き込まれる家族や友人は大変です。今回は典型的な「話を聞かない姑」とのやりとりを友人が聞かせてくれました。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

こちらの都合はおかまいなしの姑

私の姑はとにかく人の話を聞いてくれません。
たとえば電話で「親戚から野菜をもらったんだけど、いる？」と姑に聞かれ、私は「明日から旅行なので今回はご遠慮します」と答えたのに、30分後に「たくさんもらったから、やっぱりおすそわけするわ♡」と野菜を持ってくる、ということが頻繁にあります。

その度に私は「いらないって言ったのにどうして持ってくるんだろう……」とうんざりしていました。

話を聞いてください！

先日、息子の誕生日が近付いた時にも同じようなことがありました。

誕生日の数日前、「ケーキ買っていこうか？」と姑から連絡が来たのですが、すでに息子が好きなキャラクターのケーキを予約してあったので、私は「ありがとうございます。でももう予約してあるので大丈夫ですよ」と答えました。

ところが誕生日当日になって、またしても姑から「ケーキいるわよね？」と連絡が！
私は内心（またか）と思いながら、「いえ、予約してるので大丈夫です」と再度答えたのですが……

むしろどうして聞いてきたの？

なんと1時間後、今度は私ではなく夫に「ケーキ買っていったほうがいいわよね？」と連絡が入ったのです。
一連のやりとりを私から聞いていた夫は、「いや、予約してるからいらないんだって！」とキツめに言ってくれました。

しかし、さらに1時間後。

驚いたことに姑は「いらないって聞いたけど、やっぱり誕生日だし、いるわよね？ 買ってきたわよ♪」とケーキを持って我が家を訪れました。

私も夫もこれには唖然。何度「いらない」と言っても結局買ってくるなら、あの確認の連絡は一体なんだったんだろう……と、ドッと疲れてしまいました。

子どもにまでつっこまれ

息子は姑にお礼を言いつつも、「ばぁば、ケーキは嬉しいけど、ちゃんと人の話を聞かないとダメだよ？」と呆れ顔。
それでも姑は悪びれず「ケーキなんて何個あってもいいじゃない！ おいしいでしょ？」と反省する素振りがありません。

息子はそんな姑に「ばぁば、間違えた時はすぐごめんねって言ったほうがいいよ」と正論でツッコミを入れていました。
さすがにその時は気まずそうにしていましたが、悪気はないにしても姑の「話を聞かない」癖が改善される日は来るのでしょうか……。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2023年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。