1. トップ
  2. 恋愛
  3. 念願の妊娠!でも「そんなに貴重な時間だったなんて(泣)」後悔しても『手遅れだったこと』

念願の妊娠!でも「そんなに貴重な時間だったなんて(泣)」後悔しても『手遅れだったこと』

  • 2024.8.19

人は、物事の渦中にいるとなかなか幸せを実感できないものです。あとになって「あの頃は良かった」なんて思うことも少なくありません。今回は子育て中の友人に、興味深いエピソードを聞きました。

画像: 念願の妊娠!でも「そんなに貴重な時間だったなんて(泣)」後悔しても『手遅れだったこと』

5年間子どもができず

私は夫と結婚してから5年間、子どもに恵まれませんでした。
しかし、もともと結婚前から絶対に子どもはほしいと思っていたため、「いつか産まれる子どものためにできることはしておこう!」という気持ちが強くありました。

特に金銭面では「子どもができたときのために貯金しないと」と焦り、夫に「たまには2人で旅行に行こう」と言われても「そんなお金ないから!」と一蹴。

旅行も外食も控えて、ひたすら節約の日々を送っていました。

やっと念願の妊娠!

やがて私は念願の子どもを授かり、子育てに突入しました。

子どもとの日々は、妊娠前に想像していたよりもかなりバタバタで、毎日クタクタです……。
1日が終わると、子どもを寝かしつけると同時に私も夫も寝落ちしてしまうほど大変な日々で、夫婦でゆっくりお酒を飲んだり2人きりで過ごす時間ももちろん一切ありません。

そんなに貴重な時間だったなんて

そうなって初めて、「子どもができる前の5年間の結婚生活は、すごく貴重なものだったんだ……」と実感した私。
「子連れでは行けない高級ホテルとか、外食とか、2人だけの時にもっと色々しておけばよかったね」と夫と言い合うも、あとの祭りです。

「子どもがいないとできないこと」もあれば、「子どもがいたらできないこと」もあるんだと、今になって理解することになりました。

節約もいいけれど、今を楽しむことも大切

もちろん子どもはかわいいし、子育ては大変ですが楽しくもあります。「子どもを産まなければよかった」なんて、1度も思ったことがありませんし、毎日幸せです。

でも、節約はほどほどにして、夫婦だけの時間ももっと大切にしておけばよかった……と今さら少し残念に思っています。
次に夫婦でゆっくり過ごせるのは子どもが独立したあとでしょうか。その頃のことを想像しつつ、楽しみにしておきます。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

元記事で読む
の記事をもっとみる