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不倫9年目の女優と監督に拍手喝采の嵐。世界6大映画祭でキム・ミニが最優秀賞に

  • 2024.8.18

“不倫9年目”の女優キム・ミニが、世界の映画祭で認めらた。

キム・ミニは8月17日(現地時間)、ホン・サンス監督の新作『By The Stream』(英題)で、世界6大映画祭のひとつに挙げられるロカルノ国際映画祭(スイス)の最優秀演技賞を受賞した。

表彰台でキム・ミニは、「共演してくれた俳優たちに感謝し、映画を見て温かい言葉をくれた観客たちにも感謝申し上げる」と述べた。

特にキム・ミニはこの日、恋人でもあるホン・サンス監督に「美しい映画を作ってくれた監督、あなたの映画を愛している。一緒に制作させてくれて本当に感謝している」と伝えた。また、受賞者として名前が呼ばれると、隣の席に座っていたホン・サンス監督の手を握ったりもした。

ロカルノ国際映画祭は実験的な作家主義映画を主に披露する映画祭で、毎年8月スイス北東部の都市ロカルノで開かれる。

ホン・サンス監督はこれまで、『ソニはご機嫌ななめ』(2013)、『正しい日 間違えた日』(2015)、『川沿いのホテル』(2018)などで同映画祭に招待されたことがある。

なお、ホン・サンス監督とキム・ミニは2015年公開の映画『正しい日 間違えた日』以降、9年にわたって不倫関係を続けている。

2017年の映画『夜の浜辺でひとり』の試写会でホン・サンス監督は、「私たち2人は愛する間柄だ。私たちなりに真面目に愛している」と認め、キム・ミニも「心を込めて会って愛している。私たちの置かれた状況と置かれるすべてのことを謙虚に受け止めている」と話していた。

ホン・サンス、キム・ミニ
(写真提供=OSEN)ホン・サンス監督 (左)とキム・ミニ

ホン・サンス監督は2016年11月、ソウル家庭裁判所に1985年に結婚した妻と離婚するとして、離婚調停を申し入れたが、離婚を望まないという立場の妻によって決裂。その後、2016年12月に離婚訴訟を提起したが、裁判所が棄却。そのため、妻とは未だに離婚が成立していない状況だ。

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