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40・50代ゴルファーにおすすめFW!専門家が試打してみた

  • 2024.8.18

今月は人気シリーズのフェアウェイウッドを検証!

ドライバーとおそろいのモデルを購入するのはアリかナシ?カノマタの見解は?

【ゼクシオ】ドライバーは高弾道3Wは超・高弾道

40・50代ゴルファーにおすすめFW!専門家が試打してみた
昨年12月に発売された13代目の「ゼクシオ 13」と3代目の「ゼクシオ エックス」。FWも幅広いゴルファー層から人気が高い

国民的ブランドの「ゼクシオ」。ドライバーではゼクシオサウンドと呼ばれる爽快な打球音や、やさしさ、飛距離性能が評価されていますが、それは3Wにも継承されています。とくにゼクシオ特有の心地よい打球音はFWもそっくり。

40・50代ゴルファーにおすすめFW!専門家が試打してみた
シャフト、グリップにも統一感を感じます

ドライバー以上に感じたのは打球の上がりやすさで、ドライバーが高弾道だとすれば、3Wは超・高弾道。ゼクシオユーザーには3Wが苦手な人も多いと思うので、そういうターゲットを想定したクラブ設計になっていると思います。

シャフト、グリップまでシリーズ全体の統一感を重視している「ゼクシオ 13」は、他メーカー以上にドライバーとFWをそろえるメリットが大きいです。

40・50代ゴルファーにおすすめFW!専門家が試打してみた
スリクソンユーザーも「エックス」の3Wは使いやすいでしょうね

しかし「エックス」は少し印象が違いました。ドライバーよりも打球音が高めで残響が短い。球筋もストレートで強いボールが打てます。もちろん「エックス」のドライバーと3Wをそろえるのもありですし、「スリクソンZX5 MkⅡ」のドライバーを使っている人にも「エックス」の3Wはマッチすると思います。

ヘッドサイズも「ゼクシオ 13」と比較するとコンパクトになっているので、今までゼクシオシリーズを使ったことがない40、50代のゴルファーにオススメです。

ダンロップ ゼクシオ 13 FW

SPEC
●ロフト角(番手)/15(#3)、16.5(#4)、18(#5)、20(#7)、23度(#9)
●シャフト(フレックス)/ゼクシオ MP1300(R2、R、SR、S)
●価格/6万500円

最高到達点がドライバーと同じ

ドライバーもFWも弾道の最高到達点が同じになるのが理想的なセッティングといわれていますが、「ゼクシオ 13」はまさにそのタイプ。

ドライバーと3Wは最高到達点もドロー系の球筋も一致しているので、これ以上の組み合わせはないと思います。

ゼクシオ エックス FW

SPEC
●ロフト角(番手)/15(#3)、16.5(#4)、18(#5)、20度(#7)
●シャフト(フレックス)/ミヤザキ AX-3(R、SR、S)
●価格/6万500円

HS43m/秒前後もOK!

ドライバーもFWもストレート弾道ですが、3Wはさらに打ち込める印象があるので、ドライバーのヘッドスピードが43m/秒前後のゴルファーでもOK!

純正シャフトもしっかり感があるし、つかまりすぎて左に飛んでしまう感覚がないので直進性が高いです。

安心感があって、つかまりやすさを感じる形状は同じ

いかがでしたか? ゼクシオのFWをぜひ試してみてくださいね。

試打・解説=鹿又芳典

●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

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