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一棟まるごとサステナブルな商業施設! 京都「GOOD NATURE STATION」の魅力

  • 2024.8.18

京都の中心地・河原町に2019年12月にオープンした「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」は、「信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする“GOOD NATURE”なモノ・コトが集まる場所。」をコンセプトに掲げる、総合ライフスタイル施設。マーケットやレストランをはじめ、ホテルのゲストルームを併設する当施設では、楽しみながら、ナチュラルに環境にやさしい取り組みを体感でき、環境を考えるきっかけを与えてくれます。今回はそんな「GOOD NATURE STATION」だからこそ実現できる、カラダと心が喜ぶ6つのことを紹介します。

Photo By kelly

「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」にサステナブルにステイする

©GOOD NATURE STATION

4~9階に位置する「GOOD NATURE HOTEL KYOTO(グッド ネイチャー ホテル キョウト)」は、健康的でいいものを、自分らしく自然体で取り入れる、それが循環型社会のSDGsにもつながるという、"GOOD NATURE”をコンセプトにしたサステナブルなホテル。ホテルとしては世界初のWELL認証(v1)(環境や健康に配慮した建物が認定される認証システム)を取得しており、随所に“地球にやさしい”エッセンスが散りばめられています。

©GOOD NATURE STATION

4階のロビーに到着すると、吹き抜けの中に植生を再現した大緑化壁がお出迎え。こちらは気分がリフレッシュするだけでなく、空気を清潔に保つ換気の効果もあるのだとか。

この吹き抜けに面したテラス席のある客室(ガーデンビューテラス)もあり、京都のど真ん中にいることを忘れてしまいそう。このテラスで読書に興じるのもいいかも。

Photos By kelly

全141の客室には、天然素材を採用した心地よいインテリアや快適な眠りと目覚めのために独自開発された快眠照明システムが完備。良質な眠りは日頃の疲れを癒してくれることでしょう。

カジュアルレストラン「Hyssop」でカラダにやさしい料理を堪能

Photo By kelly

4階の吹き抜けの中庭に寄りそうようにして店を構えているのが、カジュアルレストラン「Hyssop(ヒソップ)」です。2024年6月にインテリアやメニューを一新し、ブラッシュアップオープンを果たしました。

京都の有機農家を中心に仕入れた野菜など、素材にもこだわった、美味しくて、ヘルシーな料理がいただけます。ヴィーガンに対応したメニューも多数用意しており、様々な食のスタイルの人たちが気兼ねなく同じテーブルを囲んで食事を楽しめます。

©GOOD NATURE STATION

2階はプレミアム・ガストロノミーエリアにも、いくつかの飲食店が出店しています。中でもミシュラン2つ星を獲得した「VELROSIER(ベルロオジエ)」のシェフがプロデュースする「中華そば 六」は超人気の店舗。

ジャズが流れる店内でいただく、鴨、地鶏、鹿、牛、豚の5種類のガラから出汁をとり、さらにポルチーニ、龍眼肉、トマト、干しシイタケの旨味を加えたスープが食通を唸らせているそう。今回は利用する機会がなかったのですが、次の京都訪問時には必ずや(笑)!

オリジナルのオーガニックコスメをチェックする

©GOOD NATURE STATION

「NEMOHAMO(ネモハモ)」は、「GOOD NATURE STATION」の運営会社「株式会社ビオスタイル」がプロデュースする京都発のオリジナルオーガニックコスメ。高麗人参をベースにクロモジやコメヌカなどの植物エキスを低温真空で時間をかけて抽出し、水は一滴も使わず天然成分のみで精製しているのだとか。クレンジングオイル、洗顔ソープ、シャンプーやボディソープなど、さまざまなアイテムを展開しており、3階のショップにはそれら商品が豊富にそろいます。

ちなみに「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」のバスアメニティ―は紹介した「NEMOHAMO」のもの。ホテルで実際に使ってから購入していくという人も多いそうですよ! シリコンを使っていないシャンプー&リンスは泡立ちもよく、頭皮もすっきり。髪の毛のさらさら具合もかなり持続しました。

大充実の朝食ビュッフェを心ゆくまで食べまくる!

©GOOD NATURE STATION

個人的な感想になりますが、1階「ERUTAN(エルタン)」の、全70種の和洋多彩なメニューを取り揃える朝食ビュッフェ、ちょっと驚くくらいの充実ぶり&美味しさでした!

京都府内を中心とした地場産の野菜を使った料理のほか、「美山牛乳」や「宇治平飼いたまご」を使った料理はぜひ押さえておきたいところ。イタリア製老舗スライサーブランド「BERKEL (ベルケル)」でスライスした生ハムも絶品で、「ル・プチメック」のパンドミとの相性も抜群です。

「GOOD NATURE STATION」では、館内にあるレストランから出た生ごみや食べ残しは、バックヤードにあるコンポストで堆肥リサイクル。朝食ビュッフェでは、その堆肥を使った滋賀県の減農薬農家「近江園田ふぁーむ」で作られたご飯もぜひ味わって!

©GOOD NATURE STATION

なおこちらの朝食ビュッフェは、ホテルに宿泊していなくても利用可能です。ご機嫌で健やかな朝のスタートに、足を運んでみてはいかがでしょう?

「MARKET」で美味しいお土産を吟味する

Photo By kelly

1階の「MARKET(マーケット)」は食のワンダーランド。スーパー好きの人なら、半日いても飽きないと思います(笑)。信頼できるもの、良質なもの、社会に循環するものにこだわった、質のいいセレクトアイテムのほか、オリジナルフードブランドもふんだんに用意。

コンポストで作った堆肥で育てた「近江園田ふぁーむ」のお米や、廃棄されてしまうカカオハスク(カカオ豆の皮)をアップサイクルした「GOOD CACAO(グッドカカオ)」シリーズのアイテムなど、気になるものだらけ。ぜひお宝を探してみてください。

©GOOD NATURE STATION

Photos By kelly

なお、1階奥のキッチンエリア「GOOD NATURE KITCHEN(グッドネイチャーキッチン)」では、"発酵"をテーマにしたハンバーガーを販売。通常は廃棄されてしまう京都・美山牛乳のホエイと国産全粒粉を加え、伏見区のベーカリーがオリジナルで作成したバンズに、地元の食材をふんだんに挟み込んだローカルなバーガーがラインナップしています。

不要品を循環させる

Photo By kelly

3階エレベーター付近には、不要になった衣類や雑貨などを回収するBOX「PASSTO(パスト)」が設置されています。2024年6月に、京都府では初導入されました。仕組みはいたって簡単で、不要品をボックスに投函すると、PASSTOが最適な使い道に分けて、リユース・リサイクルを行います。使わなくなったモノを再活躍させることで、無理なく、気軽に環境貢献に参加してみてはいかがでしょう?

GOOD NATURE STATION

住所:京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318-6

営業時間:店舗・施設に準ずる

電話番号: 075-352-3712

アクセス:京都河原町駅下車、5番出口より徒歩2分

[Photo by kelly&GOOD NATURE STATION]

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