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無償の愛に芽生えた両親への恩返しの気持ち「今からでも遅くない」|娘の彼氏を認めない

  • 2024.8.18

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。保護者面談で頭を下げ続ける両親の姿に、ひたすら守られていることを強く実感したサオリ。何があっても娘を守り、意思を尊重する両親へ、恩返しの気持ちが芽生えていました。担任の先生にアドバイスを求めると…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第53話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

何があっても味方でいてくれる両親に、恩返しがしたいと思い始めたサオリ。担任の先生の言うとおり、笑顔で頑張って生きることが、両親への恩返しになるのではないでしょうか。

サオリの気持ちに寄り添う担任や、「おかえり」と優しく迎えてくれる顧問の先生がすてきですね。先生たちがサオリの事情に理解があって、本当に良かったです。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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