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「パパの方がママより掃除上手だろ?」得意げに語る夫 → 息子の『痛快な一言』にタジタジ!

  • 2024.8.18

家事と3人の育児を一手に引き受けている専業主婦の知人T子。T子の夫R男は、たまに気が向いたときだけ家事をして、それを自慢してくることがありました。
正直なところ、家事をルーチン化しているT子にとってはありがた迷惑な面も……。
それでも、せっかくやる気満々のR男のテンションを下げるわけにもいかず、T子は静観していました。しかし、今回は少し違ったようです。これは、T子から聞いたお話です。

画像: 「パパの方がママより掃除上手だろ?」得意げに語る夫 → 息子の『痛快な一言』にタジタジ!

夫の突発的な家事スイッチ

T子の夫R男は普段は全く家事をしないのですが、年に数回、突然〈家事スイッチ〉が入ることがあります。今回その稀な瞬間が訪れたようで、お風呂を掃除し始めました。
R男は「オレは毎日風呂掃除をしている。子どもの頃から風呂掃除が得意だとおばあちゃんにホメられていたんだ。ママがするよりも断然キレイだろう!」と5歳の息子に得意気に語っていたのです。

息子の痛快な指摘

しかし、R男の自慢に対する息子の反応は予想外でした。「パパがやらないときはいつもママがしてくるよ! ママがするときは、お湯が流れるところもピカピカだよ!」と素直な言葉でR男の自慢を打ち砕いたのです。息子の言葉から、T子が毎回、排水口のぬめりや髪の毛などをしっかり取り除いて掃除していることが、R男に痛烈に伝わりました。
R男の家事スイッチが入ったときの取り組み方は、いつも〈一点集中型〉つまり、お風呂掃除といっても浴槽、壁、床、天井、シャワーヘッド、排水溝……。と色々あるのですが、その一点に力を注ぐやり方なのです。今回は「浴槽のみ」ピカピカにし、他はまったく手付かずだったのでした。

夫の気まずい沈黙

息子の鋭い指摘を受けたR男は、途端に気まずそうな表情を浮かべました。大口を叩いた手前、息子の率直な意見に打ちのめされたのです。T子は、普段から黙々と家事をこなしている自分の姿を息子は見ているんだなと、ちょっぴり嬉しくなりました。

夫の余計な一言

気まぐれでも家事をしてくれるのはありがたいのですが、家事は毎日の積み重ね。続けることがキレイを保つ秘訣です。しかも、お風呂掃除だけでもたくさんやるところはありますし、他にも名もなき家事が数多くあります。それを誰に自慢することもなく日々こなすT子。それに対して「ママがするより断然きれいだろう」というR男の言葉は余計な一言だったかもしれません。それにしても、子どもというのはよく親の姿を見ていますね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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