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Snow Man岩本照主演ミュージカルがいよいよ開幕「気持ちや時間をエネルギーで満たしてあげられる自信がある」

  • 2024.8.18
8月17日に岩本照主演のミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のプレスコール取材会が行われた ※ザテレビジョン撮影
8月17日に岩本照主演のミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のプレスコール取材会が行われた ※ザテレビジョン撮影

【写真】岩本照、天才詐欺師としてさまざまな衣装に早着替え

Snow Man・岩本照が主演を務めるミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のプレスコール取材会が8月17日に東京国際フォーラムにて行われ、岩本の他、共演の仙名彩世、吉田栄作、演出・翻訳・訳詞の上田一豪が登壇。意気込みや最近ついたうそ、前回からの変化などについて語った。

姿を偽る若き天才詐欺師の、世界を股に掛けた痛快な逃走劇

同作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jrによる自伝小説「世界をだました男」を基に製作された映画のミュージカル版。映画版ではスティーブン・スピルバーグが監督を務め、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じた。

ミュージカル版は2009年7月にシアトルにて初演され、その後2011年にブロードウェイへ進出している。日本では、2022年に岩本主演で初めて上演され、好評を博した。

初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本。FBI捜査官ハンラティ役には吉田が続投となり、岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者も再び顔をそろえている。

そして、ヒロインのブレンダ役には、新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名が抜てき。作品にフレッシュな風を吹き込む。

岩本照、再演への手応え語る「積み上げてきたという自信がある」

2年の時を経て再びフランク・ジュニア役に挑むこととなった岩本は、初日に向けての意気込みを聞かれると、「劇場入りしてまだ2日目なんですけど、『いよいよ始まるんだ』というのと、『もう初日か』という感覚が僕個人としてはあります。前回やらせていただいたときよりも稽古日数はたっぷり取ってやらせてもらったので、積み上げてきたという自信があります。みんなで作り上げてきたものをあとはお客さんに見せるだけだなという、楽しみ、ワクワクの方が強いなという印象です」とコメント。

吉田は「初演からのスタッフ、キャスト、そして再演から参加するメンバーと毎日毎日大切に積み上げてきたものが明日船出していく。この作品に関しては、“大空に飛び立っていく”瞬間ですかね。この瞬間はやっぱり何度経験してもなんとも言えないドキドキとワクワクが混在している感じと言いますか、それと同時に感慨深さもあって。35公演ありますので、無事楽しんで駆け抜けたいと思います」と意気込んだ。

うそがつけない岩本照「顔に出ちゃう」

天才詐欺師の役にちなみ、「最近ついたうそ」についてのエピソード求められると、岩本は「本当にそれ、いろいろな方に言っていただくんですけど、うそつけないタイプなんです、僕。顔に出ちゃう」と即答。

「つけるとしたらどんなうそをつきたいか」と畳み掛けられると、「えぇ~!?考えたことないけど…」と逡巡しながらも、「そんなに痛くないのに痛がったりして心配されたい(笑)」ともじもじ。

「割と痛みに強いので、意外とみんな心配してくれなかったりするんですよ。そんなので痛がるのは嫌だなって自分では思うんですけど、『おい、無理すんなよ』『ありがとう』ってなるあの感じはちょっと味わってみたいなというのはありますけどね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」プレスコール取材会より ※ザテレビジョン撮影
ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」プレスコール取材会より ※ザテレビジョン撮影

「よりキャラクターの内面を掘り下げられた」

前回からの変化について、上田は「今回は、実際に生まれているお芝居の空気感をすごく丁寧に確認したり、よりキャラクターの内面を掘り下げられたなというところがありました。あと、ヒロインが変わったということで、新しい空気感の中でいろいろとチャレンジするシーンがいっぱいあるので、そこを毎回2人(岩本と仙名)と一緒に作るのもすごく楽しかったなと思います」と語る。

さらに、「ちょっとだけセットがゴージャスになっているので、気付かれる方がいらっしゃるか分かりませんけど、ぜひ『あっ!』と思っていただけるとうれしい」とアピールした。

今回の舞台での目標を、「健康でいることです。やっぱり舞台って生ものだしハプニングも付きものだと思うので、体調面だけに限らず、より視野を広げてみんながけがなく安全にできるようにしなきゃ駄目だなって。そういうところも踏まえて、みんながやり残したことなく、1回1回を大切にして、“千穐楽を全員そろって”というのが一番僕が望んでいることですね」と真剣な表情で語る岩本。

最後に、「再演という形ですが、甘んじることなく、初心の気持ちでみんなで一丸となって作っている作品です。お時間を作って見に来てくださった方たちの気持ちだったり時間をエネルギーで満たしてあげられるという自信があるので、ぜひ気を付けて劇場に足を運んでほしいなというふうに思います」と呼び掛け、会見は終了した。

ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、8月19日(月)から9月8日(日)まで東京国際フォーラム・ホールCにて、9月13日(金)から9月17日(火)まで大阪・オリックス劇場にて上演予定。

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